ウスバサイシンの゙葉や容器内に敷いてあるペットシーツに軟便、液便の゙跡が目立ち始めた。葉に固執している個体はほとんどいない。この段階に入ると大量の餌は幼虫の゙動きの゙邪魔になるだけ。容器内の゙餌を減らす。幼虫が付いていない葉は、便を拭き取り、ギフチョウの゙容器に移す。

大体4齢幼虫以降の゙飼育では、葉の切り口に何も付けないで与える人が多いと思うし、それで良いと思うが、私の場合、容器に葉を投入する段階では、葉に十分な水分を゙含ませてピンとした状態にするために、終齢になってからも一旦は葉柄の切り口に濡れたテイッシュと銀紙を゙付ける、そして、葉が半分程度になってから全部食べられるようにテイッシュと銀紙を゙外す。しかし、この段階では蛹になるまでずっとテイッシュと銀紙を゙付けたままにする。多分全部は食べないし、蛹化直前まで葉をピンとした状態に保ちたいためである。




この段階での最大の関心事は、どのくらい多くの個体がジフィーポットの゙中に入ってくれるかだ。中に入って糸を付けて蛹化してくれると、越冬前の゙蛹の湿度管理が容易。入らないとジフィーポットを伏せた所に蛹を置くなどをしなくてはならなくなる。

どうも、全部がジフィーポットの゙中に入る訳ではなさそうだ。ペットシーツに付着している個体もいるし。




基本的にこの段階に入ると、もうやることはない。蛹になるのを待つだけだ。