最初の雌が羽化してから10日、他の2頭が羽化してから一週間を経過した。まだ産卵する気配はない。
こうなると色々な疑問が生じてくる。交尾していないんじゃないかと言う疑問は始めからだが、これはもう仕方がない。交尾していると信じて続けるしかないのだが、今日は鉢の中で袋を支えている棒が悪いんじゃないかと言う気がしてきた。金属製で緑色のビニール類で表面が覆われている、普通のものだ。それを木製、長めの割り箸などに取り換えたが、短いため、袋が垂れた感じになる。そこで、上から紐で引っ張る形にした。こういう感じ。
坊主憎けりゃ袈裟までという言う言い方もあるが、まさしくそれか。産卵しなけりゃ棒まで悪いと言うことになる。
これが原因で産卵を始めるとも思えないが、少しずつでも良いと思う方に改良していくしかない。
袋をかけるのではなく、大型の吹き流しに入れると言うやり方もあるが、それは過去に失敗している。あまりギョボクに止まらず、袋にばかり止まって死んだ。過去に採卵に成功したのは、大型の洗濯ネットをかけるやり方の時だけ。ギョボクと常に接触している感じでないと産卵してくれないようだ。
この後に変えられる点としては餌か。ずっとポカリスエットにしてきたが、近日中にエバの時と同様、まずは数日カルピスウォーター、その後蜂蜜を溶かしたものにしてみようか。
翅はかなり破損してきたが、まだまだ雌達は死ぬ気配はない。こうなると、無精卵でもいいから産卵してくれと言う気にもなる。
後、屋外の地植えギョボクに袋がけと言うやり方もあるが、日射のコントロールが難しい。最後の手段かな。