これまで17か国を旅行してきましたが、未だに曖昧だった海外旅行保険。

実際に起きた時に、どうすればいいのか?
どこに電話すればいいのか?
今、持っているクレジットカードの保険はちゃんと使えるのか?

ということを改めて調べてみました。

【実際に起きた時に、どうすればいいのか?】
海外旅行保険を使うシチュエーションとして多いのが、治療・救援費用と携行品損害。

どちらの場合も、まず最初にやるべきことは保険会社に一報を入れることなんですが、
第三者証明が必要とのこと。

一人旅の時に、怪我や病気をした場合、誰がどのように第三者証明をするのか?
というと、これは保険会社に一報を入れることが第三者証明になるらしい。


その後、病院などで治療を受けた場合には、パスポートのコピー、保険請求書とともに、「医師の診断書」と「治療費の明細書・領収書」が必要だけど、ここは病院に行けば当たり前に行う手続きなので、一報を入れることを覚えるのがが最重要。



盗難や携行品損害にあった場合、誰がどのように第三者証明するのか?
というと、これは警察に届け出を出して、「盗難証明」の受理ナンバーをもらっておく必要がある。


具体的には、パスポートのコピー、保険請求書とともに、「事故証明書」と「損害額・修理費が証明できる書類」が必要らしい。



個人的には、高級品は持っていかないので、まぁ使わないかなぁと思ってはいるけど。

【どこに電話すればいいのか?】
意外と盲点だったのが、緊急連絡先をパスポートと一緒に持ち歩くということ。


保険会社の海外旅行保険に入ると、小さな冊子がもらえるけど、これもなんとなくカバンに入れていたけど、パスポートと一緒に入れておいて、いざという時にすぐに出せる方がいいと思った。


また、クレジットカード付帯保険の場合は、付帯保険の詳細についてのPDFを印刷するなどして、すぐに電話番号がわかるようにする必要がある。

ちなみに、国によってフリーダイヤルやトールフリーの番号が違うので、複数の国を回る場合は控えきれないので、やはりPDFなどを印刷して持ち歩く必要があると思った。

また、フリーダイヤルがない国や、フリーダイヤルに繋がらなかったことを想定して、現地→コレクトコール→日本というふうに橋渡ししてくれる「コレクトコール」のかけ方を知っておく必要があることも知りました。

これも保険のPDFや冊子に載っていますが、国ごとで
番号が違うので、フリーダイヤルが繋がらなかった場合のコレクトコール先の番号も認識しておくことの大切さを感じました。

【今、持っているクレジットカードの保険はちゃんと使えるのか?】
7枚目の写真に、僕が持っているクレジットカードの付帯保険の補償内容が載っていますが、よく使うとされる「傷害による治療費用」と「疾病による治療費用」がともに100万円で、オセアニアやヨーロッパでも有事には最低でも400万円はあったほうがいいとされているので、このカードの保険では不十分であることが言えます。


ちなみに、利用付帯の保険では、年会費が有料のもう一つのクレジットカードの治療費用が300万円まで保証されるものを持つので、一応補償内容については大丈夫なようにするつもりです。

ただ、もう一つ気になったのが、「複数の国にまたがって使えるのか」ということ。

これは今日直接電話で聞いたところ、日本を出国してから日本に帰国するまでが一つの旅行としてみなし、その間で定められている保証期間の間に複数の国にまたがっても、保険が適用されるということです。

また、いつリセットされるのかというのは、日本を帰国したタイミングで一度旅行が終わったとみなされるので、再出国する時には、またその間で定められている保証期間の間であれば、保険が適用されるそうです。

※定められている保証期間の間というのは、自動付帯であれば「出国後から90日間」利用付帯であれば「交通費の決済をしてから90日間」を指す。