フランス革命の英雄、

ダントン の死を扱った演劇をコメディ・フランセーズで観る❣️

 

                                  (2023.02.05)

 

日仏混合のあるクラブに入っていて、

そのコメディ・フランセーズグループ斡旋で、

『ダントン の死』を観劇。

 

正直、

フランス革命は暴動・事件・論理などが複層しすぎていて良くわからない。

 

またまたWiki さんのお助けを願いました😅

 

🍒🍒🍒

ジョルジュ・ジャック・ダントン( Georges Jacques Danton, 1759年10月26日- 1794年4月5日)は、フランス革命で活躍した代表的な政治家。・・・・・

歴史家ミシュレが革命を体現する人物として高く評価したため、人間味あふれる革命家として有名になった。

「モンタニャール(山岳派)の三位一体」の1人で、モンターニュ右派のダントン派(寛容派)の首領。

 

1789年、フランス革命が勃発するとこれに共感して参加。・・・・・

1792年、民衆を扇動してテュイルリー宮殿を襲撃させた後(8月10日事件)、急進派で唯一人ジロンド派の内閣に司法大臣として起用される。

この頃、対外戦争は敗戦続きで、9月2日にヴェルダンでフランス軍が降伏。周囲が動揺するなか「勇気が、常に勇気が、さらに勇気が必要なのだ」で知られる有名な演説(通称:剛胆演説)で国民を鼓舞した。

 

その後、国民公会議員に当選し、国王裁判では処刑に賛成。革命裁判所や公安委員会の創設にも貢献し、モンターニュ派の指導者としての地位を確立する。・・・・・

 

ジロンド派追放後の1793年以降はダントン派(寛容派)を結成し、恐怖政治の廃止や反革命容疑者の釈放を呼びかけた・・・・

 

 

1794年3月、エベール派の逮捕・処刑ではロベスピエールと協力したものの、1794年4月に、サン=ジュストの告発で、収賄の容疑でダントンやカミーユ・デムーランらダントン派が逮捕され、粛清された。

 

ダントンは裁判で持ち前の雄弁をふるい、判事も無罪に傾きかけたが、弁論を妨害されるなどの圧力がかかり、結局4月5日に死刑の判決を受けた。ギロチンへの道すがらロベスピエールの家の前を通りかかると「ロベスピエール、次はお前の番だ!」と叫び、最後まで堂々とした態度で処刑された。享年34。最後の言葉は「民衆に俺の頭を見せるのを忘れるなよ。これだけの頭は滅多に見られる物じゃないからな」であった。
 

 

 

              

           逮捕され沈鬱な表情のダントン。

       ジャック・ルイ・ダヴィッドの鉛筆画による肖像(1794年)

 

ギロチン台で「おれの頭をあとで民衆によく見せてやれ。これだけの頭は、滅多にないぞ!」と叫ぶダントンのスケッチ。
ピエール=アレクサンドル・ウィル画(推定)

🍒🍒🍒

 

 

いやいや、これだけのことを舞台上に再現する。

 

地味〜〜😅

 

セリフがいっぱい😭

 

似たような衣装🤣😂😅

 

恐怖政治の中心人物、

革命反対派とみなした人物をギロチンに送り続ける、

銀髪のロベスピエール

 

その腰巾着?(失礼)のサン=ジュストなどはそのオシャレ度ですぐ分かるけど😅

 

 

出だし、

似たような人物の群集劇みたいで良くわかんない。

 

あれがダントン だなと見分けられるのに時間がかかった。

 

隣席の先輩は一瞬でわかったそう。

なんてったってフランス語は専門だから❣️

 

しかし、

革命家たちの喧々囂々から、

徐々に事件の発端が舞台上に再現されると、

 

ああ、今は

国王裁判でサン・ジュストが有名な演説をしているな、

とか理解され始める。

 

国王裁判における、

サンジュストの演説。

 

人は罪なくして王たりえない。罪を犯すことなくして王として君臨することなどありえない。国王こそ反逆者であり、国民の主権の簒奪者なのだ。・・・
長々と国王を裁判などするべきではない。ただ殺すべきだ。国王を殺すべきだ。国王を裁くべき法はない。国王自ら法を破壊してしまったのだから。国王を敵として殺すべきだ。法が裁きうるのは市民のみである。暴君を裁くには、まずこれを市民に変えねばならぬ。国王を、手を血にぬらせて現行犯で捕らえた犯罪者として、殺すべきだ。加えるに、王政は永遠の犯罪なのだ。国王は自然に反する。人民と国王のあいだには、なんらの自然の関係はないのだから

 

これをコメディ・フランセーズきってのトップスター、

 

ギヨーム・ガリエンヌ Gullaoume Gallienne (51歳)
         Guillaume Gallienne

が朗々と全文を演説するわけ。

 

ダントン 、食っちゃうわね。

 

しかし、

仲間と共に捕らえられ、

コンシェルジュリ牢獄では陽気に振る舞うダントン も、

一人離れて、

「大勢の中にいても孤独だ」

などとジーンと心に届く見せ場は多い。

 

牢獄のダントン たちは冗談を言い合っているようで、

観客席のあちこちからクスクスと笑い声が聞こえるのだけれど、

お隣さんもクスクスしてるけれど、

なんで笑っているのか分からない身が少し情けない😂😅

 

 

処刑当日、

ギロチンも舞台上にあり、

大勢の同士と共にギロチンの露と消えて、

芝居は終わる。

 

地味ーなお芝居なのに、

結構観客が入っている。

 

「フランス革命はそれだけ集客の要素があるのです」とは、

芝居を仕事にしている先輩の言葉でした。

 

 

大好きな

メトロ、オデオン駅前のダントン像をおまけに。

 

 

 

 

ダントン は生前、

この近辺に住んでいたそう。

今は立派なサン=ジェルマン大通りになっていて、

正確な位置は特定できませんでした😭

 

 

                                   (2023.02.20)

 

浮かれて、

夕暮れのダントン 像😘

 

この界隈、

だぁい好き。

 

 

 

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