近所の映画館で DRINE MY CAR を観ました。

大入り満員💕

 

 

 

 

 

今年のカンヌ映画祭でこの映画が大変な喝采を浴びたことは知っていた。

 

こちらの映画館は水曜日から新スケジュールになり、

従って火曜日はそのスケジュールの最終日になる。

今週は日本映画が3本もかかっている事になり、

『海を駆ける』、『朝が来る』も観たので、

記念に全部観てみようとスケジュール最終日の今日、

ご近所の映画館に参じました。

 

鑑賞日 2021.08.24

映画館 Landowski

入場料 7.5€ (約980円)

 

 

あれぇ〜、

呑気にご近所の映画館へ着いたら、いつもと様子が違う😘

窓口に列が〜〜😘

初めてだよぉ、十人くらい並んでいる。

次々と後ろに並ぶ❣️

 

窓口のお兄さん、

もっとびっくりな働き方😘😘😘

やるじゃ〜〜〜ん、

いつもののんびり感はどこへやら、

私のパス・サニテール(別名ワクチンパスポート😂)を確認しながら、

次の方の入場券を発行している〜〜😘😘😘😘

身のこなしもスマート、キビキビと美しいぃ😘😘😘😘😘

 

こういうところ、

いざとなったらなんとかする、

いつものやり方、

フランスらしいなぁと思う😂

 

で、私も自分の事を笑った。

早朝割引を目指して、普段は土日の朝1番を狙って来るのだけれど、

なぁん〜〜んだぁ、

平日も7.5€、

1€(約130円)しか違わない。

 

観たい映画があったら、早朝割引にならない映画も観に来よう😎

 

キャスティングは、

allocié から。

🍒

RÉALISATEURS(監督)

Ryusuke Hamaguchi
 
 Ryusuke Hamaguchi
 

ScénaristeRyusuke Hamaguchi    (シナリコライター) 

ScénaristeTakamasa Oe        (シナリオライター)

D'après l'oeuvre deHaruki Murakami  (原作)

 

ACTEURS ET ACTRICES  (配役)

Hidetoshi Nishijima

  Hidetoshi Nishijima

  役名 : Yûsuke Kafuku

🍒
 
すごぉい😘
カンヌ映画祭受賞作品の威力、
フランスの映画サイトに上記の写真が載っていた〜〜〜💕
 
今日の観客の入りは多分、80%の席は埋まっていたと思う。
 
こんなのこの映画館で初めて。
 
ここにもカンヌ映画祭受賞受賞の威力が💕💕
 
🍒🍒
2021年第74回カンヌ国際映画祭
「ドライブ・マイ・カー」、脚本賞を受賞、
濱口竜介監督(42)、
共同脚本:大江崇允(たかまさ)、
国際映画批評家連盟賞とエキュメニカル審査員賞、AFCAE賞を受賞。

 

日本作品の脚本賞受賞はカンヌ映画祭史上初めて。

🍒🍒

 

なんだそう❣️

 

こちらの人はその評価に敏感に反応したんだねぇ。

 

あらすじとかは省略しますね。

日本の方が詳しいでしょうから。

 

で、

観客の反応は、

またもびっくりだよぉ。

 

こっちの人は映画の最中でもお喋りをする。

それが、

集中して画面に引きずり込まれるようにして観ているのが分かる。

3時間弱の長尺なのに。。。

 

なんてったって、台詞劇。いやいや台詞映画💕

映画は絵で魅せたり、音楽の威力も大だと思うのだけれど、

この映画は、

現実にチェーホフの『ワーニャ伯父さん』が交差するんだもの。

現実と登場人物が務める『ワーニャ伯父さん』も上演されるしね。

聞き逃せないよぉ〜❣️

 

おまけにBGMが少ない、ほとんど効果音がない。ひたすら台詞。

 

で、で、私は

チョーびっくりした。

マチコと呼び捨てにして友人扱いして貰っている方が出ていた。

舞台俳優役で。

呼び捨てなんかしちゃいけなかったかしら?

ま、

閑話休題。

 

面白かった事、

『ワーニャ伯父さん』を上演すると決めた広島演劇祭の方は、オーディションを多国籍の方に募集をかけ、

役者は

韓国人、日本人。

手話で演じる方もいる。

 

従って稽古風景は、日本語、韓国語、英語、手話。

お、お、字幕はフランス語だし〜〜😭

 

追いかけるのにたぁいへん😭😭

真剣に観ざるを得ない〜〜😎😅😂

 

でもしかし、

今の時代、演劇はこうして作られているんだなぁと、

舞台裏を見るようで面白かったなぁ。

 

例の如く、最後のクレジットまで観て腰を上げたら、

まぁだ、席に座している方もいる。

普通、クレジットが始まると同時にバタバタと席を立つ人が多いのに。。。

余韻に浸っているのかなぁ?

 

帰りがけ、

すれ違いざまに一人のマダムがはっきりと目を見て呟いて下さった。

「素晴らしい映画ね。哲学❣️」

と。

あ〜〜っ、

哲学❣️そうかぁ、

良い映画を観た時は誰かにご自分の想念を伝えたくなるんだなぁと思った。

嬉しくて、満面の笑みでお礼を言った。私が

お礼を言うのもヘンだけれど😂

 

以下、日本のサイトから頂戴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言い忘れてた😅

 

この映画、男性を描いているけれど、

女性の持つ万華鏡のような摩訶不思議な多面性をも描きたかったんじゃないのかなぁ。

あ、そうか、

その多面性に翻弄された男性って事かぁ。

 

俳優陣の台詞もちょっと舞台役者の台詞のようにわざと粒立たせていたのも、

何かあるなぁ。

日常の中のドラマみたいなのも描きたかったかな?

 

その回答になるかどうかわかんないけど、

2021年8月24日、まさに今日のYahooニュースに濱口監督のインタビューが載っていましたので、

サイトを貼り付けます。

 

下記をクリックすると出て来ると思う。出てきて欲しいぃ😂

 

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今週はこちら晴れる予定😆

温度も20度台。

過ごし易い週になりそうです。

 

どうぞ良い週をお過ごし下さいますように〜〜🍒🍰🍖🍢🍻🍎🍡🍓🍌🍬🍦🍇🍣🍭🍷

 

 

 

 

2021.08.27 追記

売れてるなぁ、濱口監督。

8月27日付のYahooニュースです。

 

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