そんな時、戦国時代の毛利家の外交僧・安国寺恵瓊の言葉を思い出す。
〝信長之代、五年、三年者可被持候
明年辺者公家などに可被候かと、見及申候
左候て後、高ころびに、あおのけに、ころばれ候ずると、見え申候
藤吉郎さりとてはの者にて候〟
《信長の全盛は3年から5年は持つでしょう。近いうちに公家になるかもしれません。しかしその後には”高ころび”に転んでしまうのではないかと思いました。(いっぽう)藤吉郎(のちの豊臣秀吉)はひとかどの人物だと思います。》
要は、高い所で踏ん反り返っていると、必ず引っくり返るよ、という事だ。
憲法改正の件での【新聞を読め】発言にしかり、政権を奪取して以降、数の論理で少し傲慢になっていないか?と私みたいな凡人は思ってしまう。
森友学園問題や今回の加計学園問題、事の真相は正直分からないが、【火のない所に煙は立たない】ではないか。
コロコロと首相が代わっていた数年前は、それはそれで嫌気が差していたけれど、長期政権が続くとこういった綻びというか、脇が甘くなって来てしまうものなんだろうか。
ちゃんちゃん (^ν^)