ノートパソコンは種類がありすぎて、自分が購入すべきものが分からなくても当然である。
だが、アラフィフなら、何台もPCを購入しては不調となる、数十年の経験は豊富である。
だから、経験則によって、次回購入すべきPCは、ある程度決めることができる。

1. 長寿命である日本製品であること
PCは5年保てば良いと言われている。
確かに、5年以下でも平気でPCが不調になる場合もあった。
だが、金が無い私にとっては10年以上は使いたい。

そのためには日本製のPCが必要である。
実際に、2015年に購入した中位モデルのNEC LaVie NS700AARは、8年経った2013年の現在においても、しっかり稼働している。
日本製品神話はもはや風前の灯火であるし、そもそも部品は全部台湾製であり、メーカーに拘ることが無意味と主張している人もいるようだが、それでも、PCやテレビや冷蔵庫やディスプレイ等々で、10年以上平気で壊れないものは、今現在でも日本製品に限っている。
もちろん、2、3年で交換するつもりなら、日本製に拘る必要はない。
実質10年以上の寿命を切り捨てれずに、その分コストアップする日本企業の方が特殊なのだ。

2. 下位モデル、安価モデルは短命
PCの性能は、メモリ、CPU、SSD等々、いろんな仕様がある。
だから、購入条件は、ただ一点に絞りたい。
それはcore i7以上である。
本来PCは、CPUだけで性能を語れないが、これで下位とは言えなくなる。
また、SNS、youtube、メール等なら、5万円程度で充分であるとも言われるが、下位、安価モデルは、性能に余裕がないためにPCの負荷が高いようで、3年ぐらいで不調になったことが、過去に多々発生した。
加えて、SNS等のみの使用といえど、例えば、WINDOWSの更新時等、それ以外の動きも必要であり、性能に余裕がない下位モデルは、その度に不安定になっていく。
やはりその倍の10万円ぐらいを使って、下位よりは上のモデルとして、10年は使えるようにする必要がある。
そのほうがコスパが高いのだ。

3. 中古は銭失いとなる
製品販売開始後1、2年の新古品なら良いが、5年以上経っている中古品は、例えcore i7でも、販売当時高性能であっても、お勧めできない。
例えば、私のNEC LaVie NS700AARは、WINDOWS8を、そのWINDOWS10、WINDOWS11に更新したが、その度に不安定さが増している。
そもそもWINDOWS11の更新不可対象だったので、強引にネットで裏技を探し出し、更新した程だ。
それでもcore i7だから、何とか対処できているが。

つまり、PCが高性能であっても、古かったら、ネット、ソフト等の外部からの環境変化に、新品のように応えることができるとは限っていないのだ。
また、例え主要部品を高性能なものに交換しても、PCはバランスが必要なので、一時しのぎさえ難しい。

4. 次回購入予定のPC
これらの理由により、現行品のNEC LAVIE N15S Core i7を購入することになるだろう。
ただし、貧乏人の私は、15年以上は、旧品のNEC LaVie NS700AARを使う予定である。

5. その他
私のNEC LaVie NS700AARは、防犯カメラを4つ繋げて中継していることもあり、性能以上の使い方をしているため、本体が熱くなって、電源がいきなり落ちることがあった。
そのため、添付の写真のように、無様であっても、PCの上にも下にも、ファンや扇風機でPCを冷やしている。
ノートパソコンは、コンパクトで、熱が、いとも簡単にこもるので、直接風を当てる熱対策は非常に効果がある。
ちなみに、老眼が激しいため、PCのキーボードや画面は使っておらず、別の大きいディスプレイ、キーボードに接続して使っている。