車には盗難や犯罪防止のために、鍵をかけてロックする必要がある。
私は下記を考えている。
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①スマートキーの耐久性
私の経験に基づけば、数年単位なら純正スマートキーは壊れる可能性が高い、という認識である。
特に酷かったのが、友人の数年落ちの古くないゴルフのエンジンが駐車場に出る前にいきなり止まってしまった。
後日、お話しを聞いたら、スマートキーが壊れた時、エンジンを止めるシステムにひっかかったらしい。
修理には、登録等を含め、10万円以上かかった上、補償もしてくれないし、時間も1週間以上かかった、とのこと。
スマートキーはキーレスキーとは違い、電波を飛ばし続けるための余計な機能、設備があるので、壊れる確率も上がり、耐久性は下がることとなる。
後付けのキーレスキーのロックマンは、10年ぐらいスポーツカーで使っていたが、本体は一切不具合はなかった。
さすがに、リモコンは一度だけ接触不良となり購入したが、1個2300円で、本体のへの登録は数分で可能である。
ちなみに、別の格安品のキーレスキーを2回程取付けたが、スポーツカーの振動が激しいせいか、数ヶ月も持たなかった。
最近、中国製の家電の性能アップが激しく、日本製の劣勢は拒めないが、ことキーレスキーに関しては、日本製のロックマンが優勢である。
ロックマンは大昔から販売しており、ロングセラーの点からも安心できる。
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②スマートキーのデメリット
スマートキーは車に近づけばロックが外れるので、確かに両手に抱えられない荷物を持っていたなら便利かもしれない。
でも、そのような状況でもいきなり荷物を車に載せるのではなく、まずは、車のそばに荷物を置く。
あまりスマートキーの便利さは感じられない。
また、スマートキーを車のやそばに落として気付かずに車から離れたら、誰でも車に入れるというリスクがある。
また、電波を飛ばし続けるということは、電波のスキャニングは容易ということにも繋がる。
便利かもしれないが、セキュリティ面で不安がある。
だから、自分の車がもしスマートキーならば、ロックに関してはスマートキーを解除し、キーレスキーのロックマンを使うことになる。
現在の私が所有している車はDA17Vエブリイで、純正キーレスキーが付いていたが、わざわざロックマンを追加で取付けている。
そして、車に乗る時、離れる時は、リモコンを取り出さず、ポケットに手を入れて、小さな小さなリモコンのスイッチを押す。
そして、ハザードの点滅回数を確認する。
これがシンプルで便利でセキュリテイも高いのだ。
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③故障時の修理費用と修理期間
故障時の修理費用や、その登録等の待ち時間が大きい。
キーレスキーでは数万円で1週間程度、スマートキーでは、セキュリティ関係がどうのこうのと言われて10万円以上、1週間以上かかることもある。
本体に異常があれば、10万円、1週間程度では足らない場合がある。
しかし、ロックマンならリモコンと本体を合わせても、約1万円で、購入時の待ち時間は1、2日程度である。
本体が壊れたことは一度も無いが。
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④キーレスキーとスマートキーのリモコンの種類
リモコンは最低限仕様の小さくシンプルな性能で、電波が10m以上届き、購入が容易で、安価であることが必要である。
純正品ではこれらを満足しない。
特に、純正品のリモコンは、リモコンと電池が新品なら良いが、経年すると、性能がかなり落ちる。
後付けのキーレスエントリーのロックマンの場合は、小さくてキーホルダーとして扱え、かつ操作性が良く、キーホルダータイプも選択できる。
もちろん、大きくカバー付きのもの等も選択できる。
経年劣化もほとんどしない。
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⑤キーレスキーのロックマンの取付けの難易度
オーディオを取付けることができるなら問題は無い。
ただ、自信が無い時は、youtube、ブログ等で、細かく説明したサイトを見つけることができれば安心だ。
私の場合は、DA17Vエブリイ用の詳細な説明書付きのロックマンが販売されていたので、素人でも取付けに問題がなかった。
もちろん、汎用の説明書もかなり詳しく説明されているとのこと。
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例え、純正のキーレスキーがあったとしても、長寿命で故障しにくく、例え故障しても自分で安価に対処でき、リモコンの種類が豊富で、自分好みのリモコンの選択肢があるロックマンを、追加で装備し使っている。
私は、一度車を購入したら、10年以上は乗るつもりなので、1万円以下の初期投資と1日以下の取付時間が、結果として、総合的な修理時間や費用や手間暇を節約でき、耐久性が高いことから緊急時に車が使えないこともなく、シンプルで便利である。
純正のキーレスキーは、コスト競争の関係で長寿命までに達せず、スマートキーは余計な機能やセキュリティの関係上、かえってセキュリティにも寿命にも悪影響を与えていると考える。
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