昔、2000ccのスポーツカーに乗っており、それから

約20年愛用し続けていたハンドルは、多少の仕様の

変更があったとしても、昔から外観が同じ、MOMO

(モモ)ステアリング レース 35パイ BK R-11である。

2021年にDA17Vエブリイを購入したため、同じもの

新規で購入し取り付けた。

購入したきっかけは、当時一番安い正規のハンドルが

これだったから。

草レースでも全く問題が無く、とても使いやすい。

特に、手持ち部の左右の断面が変化するモコモコした

ところが、手にピッタリとマッチし、ハンドルを回転

する時に、非常に便利である。

ただ、本格的なレースをするためには能力不足かもし

れないが、レーサーを職業にしたことが無いので、詳

しくは知らない。

でも昔からずーと存在し、廃盤にならないものである

ので信頼は厚い。

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そもそもなぜハンドルを変更するのか。

昔だったらそれだけで不良扱いである。

理由は簡単で、ハンドルの位置を適切な位置にするた

めである。

自動車は万人でも運転できるようにしている。

つまり、小さい体でも運転できないことがないように

運転席が設定されている。

体の大きな人にはマッチしないという意味となる。

金持ちなら高級車を買えばハンドル位置は自由自在に

動くので問題ないが、貧乏人に味方のエブリイは固定

であるので、そのままではハンドル位置は動かしよう

も無い。

具体的には、大きな人は、純正のハンドル位置の場合、

運転席を一番後ろにした場合、ペダルはある程度良い

位置となるが、ハンドルが異常に遠くなり、ハンドル

を回すたびに、運転席から背中を離すことになる。

だから、ハンドルを換えて、スペーサーをかませて、

ハンドル位置を手前にしなければならない。

そのため、純正ハンドルを外して、モモのハンドル、

HKBのハンドルボス、100mmのスペーサーを取り付

けたところ、運転席を一番後ろにしても背中をシート

から離さないでハンドルを回すことができ、腰痛、

疲労の改善にも大きく好影響を及ぼした。

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ここで気をつけたいことは偽モモやその他の、品質を

確保されていない数千円程度のハンドルだ。

下記のYOUTUBEを見なければ、危うく購入するとこ

ろだった。

ハンドルは最重要保安部品なのに、この品質はひどす

ぎる。

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ちなみに、ハンドル交換による自動車の任意保険への

影響を保険会社に確認したが、全く保険には関係が無

く、報告は不要だし、保証内容も変化が無いとのこと

だった。

そういえば昔はエアバックの有無で保険料も安くなっ

たが、そのような制度もなくなっている。

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