先日、

 

「観光地で出会った東アジア人が日本人・韓国人・中国人のどれなのかを見分ける方法」

 

というネタをSNSで見かけました。

 

 

ダサいショルダーバッグを肩から掛けていたら、そいつは日本人だそうな(笑)

 

背格好が猫背だったら、尚更に確定。服装は地味めで、男の場合は夏ならダボTシャツに短パン、冬はモンベル風。女の場合は夏ならひらひらスカート、冬はモンベル風。

 

……すげぇ、これワタクシの自己紹介だ(何)

 

韓国人は、ベイマックスみたいな黒いダウンジャケットにサングラス、韓国海苔みたいな髪型というスタイル。

 

韓国、亜寒帯で寒い地域ですからね…防寒着がダボつくのは、もはや文化。韓国海苔みたいな髪型って、タレントのオードリー春日みたいな感じッスかね?


中国人は、レゴブロックみたいなカラフルな服を集団で着ていて、うるさいだけでなく派手さも目立つとか。

 

そういえば今年、清津峡で団体の中国人観光客を見かけた時、皆さん着ている服が色とりどりのビビットカラーで「ぶちまけたマーブルチョコみたい」って思ったなぁ…などと思い返したり(^^;

 

 

 

その「マーブルチョコ」と思ったように「カラフルな服装の連中が集団で」の「集団」も、中国人の特徴らしいです。

 

家族だったり、何かのサークルだったり、同じ会社だったり。

 

一方で韓国人は「カップル」もしくは「夫婦」で見かけることが多いそうな。

 

確かに去年、那須で見かけた韓国人もみんなカップルだったわ。「僚機編隊なん?」って思うくらい、ずっとくっついて動いていた。風呂やトイレも一緒に入っていきそうな勢いだった。

 

で、日本人はと言うと、単独で旅している人が多いらしいです。1人で動いていたら、大体日本人なんだとか。あと、女子だけで旅している場合も、ほとんど日本人だという。

 

え、そうなん?と、ちと意外。

 

ワタクシも一人旅が多いですが、これは歴史オタクだから。

 

だってさぁ…何の思い入れもない人の墓参りとか、かつて城があったと言われている何もない山の頂上とか、何が書いてあるかさえもはや不明な石碑を見に行くとか、付き合わせるの可哀想じゃん?(^^;

 

でも、歴史オタクでもない日本人の御方でも、一人旅が多いの…?

 

カラフルで団体の中国人がマーブルチョコなら、ダサで単独の日本人は「五円チョコ」というかんじ?(・・;

 

 

 

「中国人は集団」「韓国人はカップル」「日本人は単身」というのは、「移住」でも見られるパターンだそうです。

 

中国人は移住した後、コミュニティを形成するのが上手…というけれど、実際には最初から大勢で来ているから、形成に苦労しないだけ…だとかなんとか。

 

逆に、日本人はコミュニティを作るのがヘタで遅い。それは単身赴任で来ているからだよ…ってことなんですね。

 

 

そういえば、日本人は集団主義で「3つの『わ』」を文化の中心に据えている…という話があったのを思い出しました。

 

1つ目は「和」。「他人に迷惑を掛けない」という気持ち。

 

ほかの車のことをちゃんと考えて車の運転マナーも優れる。日本のサービス業の質が高いのも、「和」を大切にする精神が背景にある。

 

レストランや電車の車内で、中国人のように騒がしくしないのも「和」の精神。

 

2つ目は「輪」。家族、職場、近所の「小さな輪」から、国家や世間の「大きな輪」まで、さまざまな集団に属して、集団の中の秩序を大事にする。そのために自分の個性を抑えている。

 

3つ目は「話」。「輪」の「和」を維持するために、発言を慎む。自分の主張をズバリとは言わず、曖昧にしておく。

 

資源に恵まれず、災害も多い日本が世界第二の経済大国になったのは、この集団主義があったからこそ…というお話ですね。

 

となると、日本人は「単独」ではなく「集団」で歩きそうな感じがするんですが、実際には一人旅をする人が多くて、「和」からは遠そうな中国人が集団で旅をしているとなるわけですか。

 

中国人団体観光客なんて、自分の目でもハッキリと見ていたハズなのに、目からウロコのようなかんじがします。

 

 

それと同時に、「中国人観光客=騒がしい」というのは、集団で来ているからなんですね。

 

確かに、1人旅していた中国人と旅先(北海道)で交流したことありましたけど、ぜんぜんうるさいと言う感じはしなかったなぁ…普通だったなぁ…なんて思ったりしました。

 

昭和の1970年代、日本人に「海外旅行ブーム」が来た時、今の日本が中国人観光客に感じているような「迷惑」なイメージを現地民に持たれたというのは有名な話ですが、これもJALのパッケージツアーなんかで団体として行っていたから。

 

人が集団で動いたら、どこの国の人でもうるさいもんなんですね。まして、旅行なんていうテンション上がる目的で動いていたら、当たり前のことなんでしょうね。

 

(しかし、中国では文化的に「小さい声で話す=悪口・陰口・嘲笑の類と思われる」から、基本的に大きい声で話す…というのを聞いたことがあるので、声の大きさは文化の違いかもしれませんがね)

 

どうして日本人は団体旅行をしなくなったのだろう。

 

円安と言うのもあるんでしょうけど、社員旅行とかもあまり聞かなくなったし、21世紀になって個人主義が根ざして来た証左でもあるのでしょうかね。

 

それは集団主義という精神の柱にして来た価値観の崩壊である…かどうかは、あとで考えることにします(笑)

 

 

などと、SNSのネタから取りとめもなく思いついたので、ブログネタとしてみました。特にオチはありませんw

 

ちなみに、五円チョコ…日本人が地味ダサで旅をしているのは、「そうすれば目を付けられないから」という対策の意味合いが大きいと考えられそうです。かつて、海外で「いいカモ」にされたと、あちこちで聞きますもんねー。

 

じゃあ、昭和の頃は、今の中国人みたいに「マーブルチョコ」な服装をしていたんですかね…?

 

と考えると、あの感性ではなかっただろうと。やっぱり地味だったのでは…って結論に傾いてはしまうのですが…。

 

 

中国総領事の「汚い首を斬ってやる」発言から日中関係が冷え込み、中国人団体客がいなくなった…という、オウンゴールみたいな方法でオーバーツーリズム問題が解決してしまった現在(笑)

 

となれば、来年は京都や奈良を旅先として企画してもいいかなぁ…などと、考えてもいたり。

 

高市さんが首相の間だけかもしれないので、遅くとも再来年までにはなんとか…(二期目・三期目もあるかもしれないけれど)

 

まぁ、その時は五円チョコの一人旅にはなってしまいますけれども。