相場の方が退屈なので😅

信用取引について
再度の記事をアップしてみます


信用取引とは
お金を借りて売買する
普通の売買は現物取引
違いは上記の表を参照してください

お金を借りる際には
必ず担保が要ります
株の場合には
口座内の現金と持ち株の評価額
これが担保になります

信用取引には
一般信用と制度信用があります
基本的に使うのは
制度信用の方です
私も全て制度信用です
理由は色々
第1としては金利です
お金を借りれば金利を支払います
安い方が良いですよねw

金利は日歩です
1日いくら、という金利です
1日なら10円20円の話で
大して気にもしません
これが半年とか1年なんてなると
金利代金もバカになりません
あ、日歩は休場日も取られます
たとえ日歩10円でも
半年なら1800円
1年なら3600円になりますね

制度信用には返済期限があります
最長でも半年です
借金取引なので
返済や清算は
区切りがあった方が良いですよね

実際の取引ですが
信用買い
信用売り
この2種類があります
信用売りとは
俗に言う空売りです
先に売るということです
持ってもいない株を売る?
となりますね
その株も借りるんです
借りて売る
だから貸株料も取られます
空売りをすると
金利+貸株料が毎日かかります

信用取引のメリットは?
真っ先に浮ぶのは
レバレッジトレード
最大で3.3倍の資金が使えます
例えば
30万円を入金すれば
99万円まで資金が使えますね
しかし
目一杯使って
口座がマイナスになると
即座に
追加証拠金を請求されます
株の場合
日々株価が変動するので
担保価値が常に変化します
1円でも、一瞬でも
担保割れすれば
追加の入金を迫られます
普通は
それを避ける為に
信用余力を残しておきます
余裕を持った範囲で使う
ということです

もう一つのメリットは
空売りができること
優待タダ取りでよく使われます
クロス取引と呼ばれてますね
現物で株を買い
同一の株を空売りする
権利日を過ぎてから
空売りを返済するか
現渡しで現物と一緒に清算
タダ取りってのは
権利付き最終日に
同値で現物買いと空売りをして
翌日の権利落ちで
現渡しをすることで
優待だけをタダで頂ける
という理屈です
実際には間際には貸株不足とか
人気優待なら逆日歩が付くので
なかなかタダ取りとは行きません

信用取引は基本
お金を借りてするので
当然ながら金利を取られます
長期でするものではなく
短期売買に使う物
私もほとんど一週間以内で
処分しています

現物株との絡みで
現引きと現渡しができます
現引きは信用買い建てを
現物株にすることです
現物株にしてしまえば
金利は取られませんね
短期で値幅を取ろうと
信用買い建てをしたが
意に反して下がってしまった
損切りはしたくないので
長い期間でプラスにしよう
そんな時には現引きです
ただし
その株の買い建て代金以上に
現金が口座に残ってないと
現引きはできません
つまり
買い建てた株価で
現物株を買う
という理屈ですね
現渡しは
空売りの清算を返済ではなく
持っている現物株で処分すること
つまり
現物株を今の株価で売るのではなく
信用売り建てした株価で売る
いうことになります

最悪の信用取引とは?
口座内資金を目一杯現物株で使い
資金が無いので信用で買う
これですね
株価急落でも来たら
担保の現物株も下がり
担保不足で即座に追証です
入金する資金があればまだしも
無ければ全部売られてしまいます
期限は3日です
仮に株価が反発したとしても
一度発生した追証は消えません
一度でも一瞬でもアウトです
入金しない限りは消えません

信用取引するなら
信用余力を常にチェックし
割らないようにする
急落だ暴落だ
放置プレーはできません

注意点ばかりで
信用はやっぱり怖い!
なりそうですが
便利な点も多々あります
要は使い方次第

ちなみに私は
現金ポジション豊富で
信用余力などの心配は皆無
持ち株だけだと
株価下落で一気に担保価値が下がります
現金なら全く減りませんね
それと
ほぼ一週間以内には処分してます
金利がかさむとかはないし
現引き現渡しも活用してますから
金利も気にしません
あと
空売りは現物株を保有している
株に限定してやってます
いわゆる
純空売りは一切しません
だから
急騰で含み損急拡大は有り得ません
あらゆるリスクを回避した
信用取引をしています

最後に空売りの売買例を
挙げておきますね
空売りの仕組みは
なかなか想像し難いですから

新規信用売 1000円
返済信用買 950円

これは現物株に置き換えると

現物買 950円
現物売 1000円

ということになります
売りと買いの順番が違いますね
この流れから
株価1000円だったが
株価950円に下がった
という変化です
先に売って後で買ったから
株価が下がった分が
利益になったということ
実際
現物取引ではできません
現物取引は株価が上がらないと
利益は取れませんが
空売りは下がれば利益になり
上がれば損失となります
普通の考えと逆になります
だから
株が下がる!と予想した時に
空売りをする
ということです
下がれば下がっただけ
利益も大きくなります