まだ本格的な暴落になるか否かは

現時点ではわかりませんが

仮に、この急落が暴落へと繋がるなら

という視点で語りたいと思います。


相場環境とこの先に起こり得ること。

相場の流れと経済の先行きをおさらい。


コロナ禍から経済復活のシナリオは

それなりに進んで米国の利上げ観測。

株にとっては悪材料となります。

コロナ禍で財政出動からさらなる緩和。

これで急速に回復しさらなる上昇。

米国株は今やピークか?の現状でした。

それ故に落下幅は大きかったわけで

本格的な調整が起こるなら

日本株の比ではない規模になっても

何ら不思議はないと思われます。

利上げとなればまずは資金の引き上げ。

まずは新興国からになりますね。

日本もこの中には含まれます。

市場の根幹にあるのは利上げ。

引き時を待っている状態での材料待ち。

このトリガーになったのがコロナ新種。

私はそう考えています。


従って、実際に利上げするまでは

この流れは続くと思われます。

ま、縁起でもないことを!となりますがw

株をやる上で一番大事なことは

下がることを想定することです。

上がることだけ考えるのはリスク無視。

だから私は常に最悪を想定します。

この急落が暴落に繋がるなら

下値目処は24000円割れですね。

日経チャートでいうなら週足の窓埋め。

なので、ここまでは資金は残します。


ここ10年の間には○○ショックと

呼ばれるような急落暴落場面がありました。

大体、3ヶ月から半年の調整でしたね。

逆に言えば、我慢忍耐もそのくらいの

期間は覚悟しておくべきとなります。

で、問題は耐えるだけではないということ。

いずれ相場にも陽が差す時が来る。

その時が一番重要な地点なんですよ。

どんなに悪い相場になったとしても

しがみついてでも残る意味はそこにある。

陽が差して来た時を見逃さないように

することが重要なんですから。

何事も諦めてしまえばそこでジ・エンド。

諦めなければチャンスは必ず来る。

長い期間を我慢しなければならず

忍耐力と精神力が問われますね。

しかし、株で儲ける為には絶対条件です。


リーマンショックがよく話題になります。

経験し乗り越えた方はみんな知ってる

と思われますが、リーマン破綻後の

翌年の2月が一番辛かった時期でした。

破綻後から6ヶ月間ですね。

急落暴落はまだいい。

問題はその後のダラダラ下げなんです。

底ではなかなか買えません。

断言してもいいですwそれ無理。

陽が射して明るくなってからでも

十分、間に合いますからね。

底で買うことよりも陽が射すのを待つ

のを見逃さないことなんですよ。


コロナ暴落もしかりです。

急落真っ只中で買う必要はない。

底から脱して上昇に転換したことを

見逃さないことが肝心なんですよ。


株は長い戦いですからね。

デフレ突入からの10年は本当に長かった。

そういう相場が来ないとも限らない。

この点は頭の片隅には置いておきたい。

最悪を想定しそれを乗り越える覚悟を

持てば、どんな相場になろうが

怖いものは無いんです。

目先の口座に気持ちが揺れては

株で勝つことは難しいと思いますよ。