どうも、
武雄市の黒岩整体院・副院長の黒岩秀之です。
「私たちは無意識の奴隷?」
無意識VS意識。
あなたはどちらが勝つと思いますか?
答えは勝負にならないというか、競うこと自体がナンセンス。
なぜなら無意識とは97%、意識とはせいぜい3%くらいの割合だからです。
それくらい私達は無意識に支配されています。
息をしてるのも、歩くのも、飲食するのも、究極をいうと心臓を動かすのも全てが無意識。
一日24時間の生活の9割以上が無意識。
実は仕事や勉強で意識的に行っている時間は全体の1割にも満たないのです。
一つの例でいうと姿勢が悪いのは分かってる、でも正せない。
正したとしても意識をやめると、気づけばまた悪い姿勢に戻ってしまう。
これは完全に悪い姿勢が無意識の領域にあるからです。
こないだ道で50代?くらいの人がヤンチャな高校生みたいな自転車の漕ぎかたをしてるのを見ました。
特に悪ぶった様子もありません。
これも無意識です。
ちなみに最初若い頃は自分を強くみせるために意識的にヤンチャな自転車の漕ぎ方を始めます。
最初は意識的なんです。
ですがヤンチャな漕ぎ癖がつくと、これが無意識の領域に入って意識しなくてもヤンチャに漕ぐようになるのです。
厄介なのが若いうちはいいのですが、大人になって、ちゃんとした場で変な癖が直っていないのはちょっと恥ずかしいことです。
コレは若い頃の名残りでしょうね。
(職業柄、プライベートでも姿勢や歩き方に目がいきます)
なかなか無意識領域に入ってしまったものを戻すのは大変です。
姿勢や歩き方はもちろんですが、感情面も同様です。
精神的ストレスが強い方は我慢が無意識の領域に入って「抑圧」のレベルになっている方もたくさんいます。
抑圧とは体調を崩すレベルのストレスが実際にあるにも関わらず、本人はその自覚すらしていない状態のこと。
最初は意識して我慢していたことでも、それが当たり前になってくるとだんだん我慢してることさえ忘れてしまいます。
すると理由はなんだか分からないけど体調が悪い、モヤモヤする等の症状として体に現れるのです。
何度も同じことを繰り返すことで意識は無意識の領域に入ります。
車の運転も最初は意識して運転してるけど、慣れたら無意識で運転が出来るようになりますよね?
良くも悪くも反復が無意識になります。
悪しき習慣を直したいならば、ただただひたすらに意識して直すことです。
意識を外すとすぐにまた無意識の悪習慣に戻ります。
ですがめげずに何度も何度も何度も意識して無意識レベルまで落とし込みましょう!
レッツトライ👍