どうも、
武雄市の黒岩整体院・副院長の黒岩秀之です。
「偏った思考に要注意!」
これまでの経験で、人から言われてひどく傷ついた事やショックだった事など、皆さんもあるかと思います。
何年も、何十年も忘れられず、それを思い起こさせるシーンに出くわすと、まるで昨日のことのように悲しくなったり、怒りがわいたりする人もいるのではないでしょうか。
しかし逆に嬉しかった出来事や楽しかった出来事はショックな出来事に比べるとそこまで後を引くことがありません。
このように、ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事に対してとても敏感に、強く反応してしまうのが人間という種の特性なのです。
これをネガティビティバイアスといいます。
私たち人間は太古の昔からリスクの高いものに対して敏感に注意を向け、長く記憶に留めることで危険から身を守り種を繁栄させてきました。
しかし、何でも簡単に手に入る飽和状態の現代では、この人間の特性が時に生きづらくさせている部分もあります。
一度のミスをいつまでも引きずり、失敗がこわくて次の行動に移せなかったり、逆に他人のたった一度のミスをいつまでも許せなかったり。
そういう偏った思考で仕事や人間関係をダメにしてしまう人は少なくありません。
ネガティビティバイアスに支配されないように、自分は過敏になっていないか?自分が感じていることを一度俯瞰してみることがとても大切です。
そこに正解も間違いもありません。
自分の思い込みで視野が狭くなっていませんか?
一つ起こった出来事があったとして、それをネガティブに捉えるも有り、ポジティブに捉えるも有りです。
両方の視点で捉えられるようになることで思考の幅や自分という器が徐々に広がっていくでしょう。