ごんやで。
フラスタブログの続きです。
前回のブログ(http://ameblo.jp/gonbuto-sakage/entry-12210734695.html
)ではお花のデザインの事を書きました。
今回は「想い」の部分。
想いとは。
そのままの意味でお花に込める気持ちの事です。
今回のお花ならばまず大きな芯として「早苗さん、あじゅさんに喜んで貰える花に」。
これを常に考えながら、思い出しながら、確認しながらお花の企画を進めていました。
「これは早苗さんに似合うかな?」
「こんな風にしたらあじゅさん驚いてくれるかな?」
「どうしたら2人にお祝い・応援の気持ちが届くかな?」
当然ですが贈る相手の事を考えていないお花は成立しません。
そんなの当たり前では?と思う方もいるかも知れませんが、
中にはそこがない企画、ブレてしまう企画もあるのです…
例に挙げるのもはばかられるのですが「主催をやって有名になりたい」とか
「担当(推し)じゃないけど誰も立ててないから俺が立ててやる」とか…
過去にあったんですよ実際に…
別の例だとキレイにしなきゃとか、良く見せなきゃ!ってなって
担当アイドルや演者さんにはあまり関係ないもので飾ってしまったり…
周りのアドバイスを聞いたり、意見を聞くうちに何をやりたいか分からなくなったり…
要は根底がズレている、または企画の軸がブレてしまって、
何をしたいお花か、何を伝えたいお花かが分からなくなってしまうということです。
なのでブレないようにしっかりと軸=「想い」を持つことがフラスタにおいて一番大事だというのが僕の持論です。
だからこそ本当はこれを先に書きたかったのですが…
どちらかというとフラスタに限らず企画者向けで…その…
重いんです…想いだけに。
…………。
…華麗なジャブで空気が和んだところで続きいきます。
今回の僕の場合、想いの大きな芯は先ほどお話した
「早苗さん、あじゅさんに喜んで貰える花に」
そして今回はもう一つそれと並ぶ大きな芯を決めていました。
「企画チーム、参加者の方全員で気持ちを届ける」
主催の僕だけが1人突っ走るのではなく、
イラストやサポートをしてくれる方、参加者の方が一緒になって想いを届けられるようにということ。
最後にフラスタ参加してよかったなー!と感じてもらえる企画にする!と決めていました。
募って終わり、贈って終わりの企画は余りにも寂しいです。
自分が大好きな担当アイドル、そして大好きな声優さんが大きなステージに立つんです。
知り合いは勿論、まだ見ぬ同志とも一緒にお祝いしたいじゃないですか。
たくさんの名前が書かれた参加者ボード。素敵じゃないですか。
何人もの演者さんがいる中で、誰でもないにあなたに向けてこれだけの人が想いを一つにしました!って素敵じゃないですか。
私が演じてるアイドルの事をこんなに沢山の人がお祝いしてくれてるんだ!
私のことをこんなにも沢山の人が応援してくれてるんだ!
きっとそんな風に感じてくれると思いましたし、
そんな風に演者さんが感じてくれたらきっと参加者の方も嬉しいんじゃないかと思ったのです。
今回あじゅさんのプレボに参加者ボードを小さくした物を入れたのもそれが理由です。
前回のブログでは明るく軽めに触れてましたが、かなり真面目な気持ちで作っていました。
あじゅさんには沢山の方の応援を感じて欲しくて。
参加者の方には自分の名前が届いてるのを感じて欲しくて。
僕自身も、これだけたくさんの人が集まってくれたんですよ!ってあじゅさんに言いたかったんです。
フラスタもライブが終わったら撤去されてしまいます。応援してくれたみんなの名前も見れなくなってしまいます。
あじゅさんの中で思い出にして欲しくて、形としてお花も参加者の人達の名前も残したくて作った小さな参加者ボードというなの記念本でした。4Pしかないですがw
またフラスタとは別企画になりますが、寄せ書きもこういった気持ちあってのものです。
どうしてもフラスタで参加者の方の事を盛り込めるのが参加者ボードだけになってしまいます。
だからそこを補う意味でも寄せ書きは絶対に必要であると思っていたので。
先日とある友人と飲んだ時にこんな事を聞きました。
「フラスタは主催が手柄を全部持っていくから参加しない」
理由はいくつかありました。
その中でも彼が一番ショックだったのは名前が「参加者一同より」でまとめられてしまった事だったそうです。
せっかく参加したのに、贈った証明が出来るのは主催と絵描いた人だけじゃん。と。
フラスタや主催によって色んな意図があると思うので、参加者一同が一概に悪いとは思えません。
ですが、参加者にそう思わせてしまったら、きっとそれは見た目だけのお祝いの花になってしまいます。
その彼には上に書いたような僕の想いを伝えて、フラスタへの誤解というか嫌悪感は一応払拭できました。
フラスタは、贈る人にも、贈られる人にも喜んで貰える企画にするべき。
これも持論ですが…
だからこそ最初に決めた想いがブレてはいけないのです。
何故贈りたいのか、贈ってどうなって欲しいのか。そこをしっかり「想い」として持ってから、デザインなり、お花の種類を選ぶなり、絵を描くor頼むなりしないといけません。
では2つの芯を踏まえて、改めて今回のお花の「想い」を。
早苗さん、あじゅさんの晴れ舞台をみんなで応援したい!
早苗さんにも、あじゅさんにもいっぱい喜んで欲しい!
みんなで贈って良かったー!!って笑顔で終わりたい!!
でも僕は欲張りなので、実はもっと想いがあります。それが
早苗さんとあじゅさんがSSAに来たぞーーーー!!!ってライブに来てるPくん皆に知って欲しい!
こんなにも沢山の人が早苗さんを、あじゅさんを応援してくれてるんだ!ってあじゅさんには勿論、皆にも感じて欲しい!!!!
フラスタを見てくれた人にも早苗さんを、あじゅさんの何かを残せたらいいなって。
欲張りですよね。でもせっかくならフラスタに関わった人達の中だけで終わらせずに、みんなに担当の事知って欲しいじゃないですか!
でもフラスタってめちゃくちゃたくさん出るし、担当じゃない花はじっくり見てくれる人は少ない…
だから「一目見て早苗さん宛ての花だ!」って思ってもらえる花にしたかったのです。
デザイン編の冒頭で書かせて頂いた部分ですね。
片桐早苗さん。
前回の記事でも少し触れましたが、とっても色んな可能性を秘めた魅力的なアイドルです。大好きです。
ですが何百人といるシンデレラガールズのアイドルの中では決して人気がある子とはいえません。
過去参加した四度の総選挙(第2回~第5回)のうち、50位以内に入れたのは第2回の41位のみ。
順位なんて関係なしに早苗さんは大好きだし、極論自分の担当アイドルは、全員僕の中のシンデレラガールです。
だからこそもっと皆には早苗さんの良さを知って欲しい。
もっと早苗さんの魅力を感じて欲しい。
いわゆる「ウチの担当アイドル最高だろーーーーーー!?!?!」をしたかったんです。
フラスタを通じて担当を宣伝。プロデュースですよプロデュース!
あのお花にあじゅさんの要素が薄いのも狙っての事です。
今回はアイマスのライブです。「和氣あず未」よりも「片桐早苗」の方が細かい部分で伝わりやすいイベント。
どちらの要素も盛り込みすぎると分かりづらいお花になってしまう恐れがあったからです。
でもゼロは寂しいからイラストを描いて下さった浅見さんにお願いして、ピザ食べてたり、Twitterに載せたTシャツを着てたり、ビールじゃなくてジュース飲んでたりというあじゅさん要素を入れていただきました。分かる人が見るとニヤッとするやつです。
その分寄せ書きではあじゅさん本人の要素を前面に押し出した物を作らせて頂きました。
こちらも気力に余裕が出来たら軽くブログに書きたいと思います。
さて、重いかもしれませんが、僕はこんな気持ちを持って今回企画を建てました。
これはあくまで一例ですし、自分でも重いとは思ってますw
「記念だし贈るか!」程度では僕は満足できないのです…
是非他企画に参加される方も「主催の想い」を感じるお花企画を選ぶのをオススメします。
知らない人の企画に参加することもあると思いますし。
何故贈りたいのか、贈ってどうなって欲しいのか、熱い想いが伝わる企画。
勿論説明が下手な方や、企画ページ上では思いを書かない方もいらっしゃるので一概には言えません。
でもそこまでちゃんと考えてるお花の主催は信頼出来る方のはずです。
因みに僕は企画ページを作ったときはここまで想いをしっかり言葉に落とし込んでなかったので、今企画ページを見ると薄っぺらですね…自分が参加者だったら過去の企画紹介がなかったらスルーしてるかもしれんな…()
今ブログ書きながら新たな反省点が出来ましたね…
実際のところ僕自身、大きなフラスタは今回が2回目。
楽屋花はなんとか3回目というくらいなので、全然まだ「企画宣伝」「お花で出来ること」を完全には掴めていません。
これはもう経験や知識がものをいうので精進せねばという次第です。
かなり長々と書いてしまいましたがフラスタ企画にはまず「想い」が必要な事を感じて頂けたでしょうか…?
「そのアイドルの担当じゃないけど、プロのイラストレーターに頼んで絵を描いてもらった」
これで素敵なフラスタになるか?といったらNoです。
きっと絵とお花がちぐはぐなものになってしまうでしょう。
「お金をたくさんかけて、お花屋さんにデザインを任せて豪華にやってもらった」
いいお花になるか?これもNoでしょう。
想いがあってこそのデザイン、イラスト、企画です。
自分でも相当愛が重い自覚はありますので、ここまで色々考える必要はありません。
自分の中で出来る限りで大丈夫です。ですが、胸を張って想いを込めました!!って言える様に。
担当アイドルへの、応援している演者さんへの「想い」を持って企画が出来ればきっと素敵なものになる事でしょう!
■最後に
かなり声優寄りのお話で、今回のお花には直接関係ないですが「想い」に関わるお話です。
僕が初めてあじゅさんに向けて企画をやったのが2015年6月にあったデレラジ公開録音のデレソニ。
あの時は寄せ書きでした。その時からずーーっと目標にしている事があります。
「早苗さんを演じられて良かった!」
あじゅさんにそう思ってもらうことです。
自分が大好きな早苗さんを演じるあじゅさんにも好きでいて欲しい。
早苗さんを演じたらいっぱい応援してもらえた、色んな人と出会えた、色んな景色を見れた!
そうやってシンデレラガールズになれて、片桐早苗役でよかった!って思って欲しくて。
その為には早苗P達でいっぱい応援を届けなきゃでしょ!!
と、シンデレラであじゅさんの企画を建てる時は「想い」を通して毎回この目標に向かっています。
今年の2016年の3月7日の0時ぴったり。
早苗さんの誕生日にあじゅさんが自作のイラストと共に呟いていました。
早苗さんと出会ってから私は世界が変わったのですよ。
今まで体験した事のなかった事ばかり早苗さんとできた!早苗さんで良かった!
とても大切な子!すごく好き!大好き!本当にありがとう!!
正直めっちゃ泣きました。
本当にいつか言ってくれたら嬉しいな、と思っていた言葉がそのまま書いてあったんです。
わざわざお手製のイラストを書いて、誕生日になった瞬間にイラストと呟きをツイート。
本当に大切に想ってくれてるんだと。もう早苗Pとしてこれ以上ない幸せです。
何度も何度もその呟きを見返して、また泣いて。
それからシンデレラとしては時間が空き、先日の4thSSAライブです。
あじゅさんが初日の最後の挨拶で言った事を覚えていますでしょうか?
「早苗さんでよかったーーーー!!!」
キラキラした満面の笑みで。全力の声でそう叫んだのです。
座って聞いていたのですが、最後の挨拶聞いたら冗談も含めて、お疲れ様のひとりスタンディングオベーションしてやろうかと思ってました。
そこでこの不意打ちです。一気に涙が溢れて、止まらなくなって。
立てる訳もなく、顔覆って背もたれに身体を預けて天を仰ぐハメに。
もうひたすらに嬉しくて、嬉しくて。
今までやった企画や、送ったお手紙が頭をぐるぐる巡って。
あじゅさんがそうやって思えるまでのお手伝いになってたかなって。
担当アイドルを愛してもらえて。
演じてる方もいっぱい幸せになってて。
あのセリフを生で聞けただけでも僕には価値がある、それくらいの言葉でした。
僕だけでなく、色んな方があじゅさんにいっぱい応援の気持ちを届けてくれたお陰です。
本当にありがとうございます。
ここまで読んで下った方が何人いらっしゃるのでしょうか?w
大体5500文字くらい。原稿用紙で言ったら13枚分ほどですw
前回のとあわせたら1万字オーバーですよ!!ちょっと!!!
企画をする、というのはとても大変な事です。責任も発生しますし、時間もお金もとられる。
でも成功した時の喜び、喜んでもらえた時の嬉しさ、想いが届いた時の感動。
やった人にしか味わえない多幸感です。
もしこのブログを読んでる方で、企画をやりたいなぁと思ってる方がいらしたら是非やってみてください!
勿論ちゃんと熱い「想い」を持って!
あじゅさん宛て、早苗さん宛てにフラスタ出したい!って方は遠慮なさらずに企画しましょう!
僕が出さなければいけないというものはないですし、むしろ色んな方が出してくれたら嬉しいです!!
僕もぜひ協力させてください!
なので、僕が次にあじゅさん宛てに早苗さんのフラスタを企画するかは全くの未定です。
熱い想いをもった方が立ててくれたら、それに参加しているかもしれません。
ですが、もしまた僕が主催をやる事になったら是非参加お願い致します。
自分でいうのもなんですが、すっごい頑張りますよ!!
それでは予想の2倍くらい長くなってしまいましたが、二回にわたるフラスタのお話はこれで終わりです。
「想い」と「デザインが出来るまで」。もし参考になったりしていたら嬉しいです。
気力があったら寄せ書きの事も紹介したいです…w
それでは!