今日は、午前に霧多布湿原、午後に野付半島へ行きました。
1.霧多布湿原
霧多布湿原は国内で3番目に大きな湿原。春から秋にかけて多くの花が咲くことから「花の湿原」とも言われています。私も多くの花をみることができました。
(エゾカンゾウ)
(センダイハギ)
(アヤメ)
その後、霧多布湿原センターへお話を聞きに行きました。残念ながら天気が悪く、絶滅危惧種の鳥エトピリカを見ることは断念しました。
しかしながら、タンチョウヅルを見ることができました!
下は望遠鏡の覗き口にカメラのレンズを近づけて撮った写真です。
手前の小島にいるのが「オジロワシ」、そして奥にいるつがいが「タンチョウヅル」です。
いや~、That's 道東って感じです。
2.野付半島
野付半島は、標津町から別海町にまたがる細長い半島で、全長28kmのくちばし状の半島です。
北から知床半島、国後島が削られて、運ばれてできた砂でできた半島です。
ここも花がたくさん咲いていました。ここの植物の特徴は、海が近いため塩性植物が多くあります。
また、この半島はあと数十年で消えてしまうと言われています。
その理由は、砂でできているため海に土壌が流出してしまうからです。それに、温暖化もあるかもしれません。
その証左としてトドワラと呼ばれている場所があります。
写真で立ち枯れしている樹はトドマツで、数十年前までは普通に生きていました。
しかし、地下の地盤が沈下し、トドマツの根が塩性の水にさらされることによって、立ったまま枯れてしまったのです。周りの草はマツに比べて根が深くなくまだ生きていますが、そのうち塩性植物にとって変わられ、やがては塩性植物も生きられなくなるかもしれません。
地元の人曰く、「20年前の景色と全く違って気味悪くて鳥肌が立った」そうで、この景色もあと10年もすれば変わってしまうでしょう。
自然は常に変化しています。
しかし、その変化の流れが我々人間からするととてもゆったりとしており、我々にはなかなか気づけません。
このトドワラは比較的速いスピードで変化しています。
自然はいつもそこにあるものではないのだということを感じさせる場所として、ここはお勧めです。