京町家の我が家の中庭の真ん中に、池の跡があります。

 今より、もうちょこっと広かった庭は、材木置き場となり、園芸を楽しむスペースがさ

らに狭い状態になっています。

$職人の嫁/京都の大東漆木工-京町家の裏庭

 最近になって、ドーシテも気になってしまい、池跡なる部分を解体させていただくこと

にしました。

 土にしたいと思います。


$職人の嫁/京都の大東漆木工-池の跡 ツルハシで解体作業
 
 このコンクリートの厚みはどれ位かなぁ。。。。ちゃんと掘れるかどうか、不安でした

が、とりあえず、少しずつ、端の辺りから、ツルハシで叩き割っていくことに。。。

 えっ!これは!大変だぞー

 そう簡単には割れないし!ツルハシで叩いた時に飛び散る破片は、容赦なく、顔や

体中に受けるし!腰は痛いし。。。。。。

 コンクリートを取り除く作業を9月5日から始めて、2週間位で終わる予定でしたが、こ

のペースだと。。。。。無理ですね~あせる


 でも、ガンバってひたすら掘る。。。休憩。。。。また掘る。。。。時間を見つけては、

今はこの繰り返しです。


$職人の嫁/京都の大東漆木工
                9月6日の撮影です

 コンクリートの端の部分を掘っていると、クマゼミの幼虫(もしかすると、越冬する幼

虫かな目どうしよう!)が何度も(盛夏、一度に20匹位いた木の根っこの辺りから)出

てきて、びっくりするやら、ついつい、冷や汗が出てしまいます。



 その度に幼虫を他の場所に埋めて移動したりしているのですが、一度、掘り出して

しまったセミの幼虫はその後、無事に成虫になって生きられるのでしょうか?


 心配だなぁ~


 土を掘ったとき、穴から顔を出してきた幼虫。

 地面から出ないようにしようと押さえた手の指に、威嚇してくるクマゼミの幼虫。


 トゲトゲのカマのような幼虫の手の、イタ~イ、一撃をくらいましたグー

 
 
$職人の嫁/京都の大東漆木工-クマゼミ
               9月9日の撮影です

 初秋、まだ暑いとはいえ、すっかりセミの鳴き声は消えて姿もありません。

 しかし、木に止まっているクマゼミを発見!


$職人の嫁/京都の大東漆木工-晩夏クマゼミ
               9月9日の撮影です

 透き通った羽が空に映えます。 



$職人の嫁/京都の大東漆木工-メスのクマゼミ
               9月11日の撮影です

 2日後、メスのクマセミは落ちていました。

$職人の嫁/京都の大東漆木工-クマゼミ
               9月11日の撮影です

 朝夕が涼しくなってきた、季節はずれのクマゼミは、長く生きられなかったようです。

$職人の嫁/京都の大東漆木工-クマゼミ
               9月11日の撮影です

 とても綺麗なクマゼミでした。


 以前、主人と高校2年生(当時、小・5)の息子が、この池の跡の上にセメントを塗

って、ビニールシートを引き、やはり、池を作ったことがありました。
 
 庭の中を、ヒキガエルやウシガエルが、ごそごそ、ペタペタ、のんびりした光景でし

た。(ここでその写真をアップする予定でしたが、ちょっと見当たらなくて。。。。)

 

 少し、作業が慣れてきました。


$職人の嫁/京都の大東漆木工-池の跡 ガレキ
              9月9日の撮影です
 (掘り起こしたコンクリートの塊、厚いところで10cmくらいの所もありました)
 

  ちょっと、陽が高くなってきたのでしばらく休憩です。

 このような調子で、気長に、庭の模様替えを進めていこうと考えています。

 
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