大阪のお客様からお預かりしている桐たんすを、現在、引き続き修理、
再生しています。
上の写真は、大阪の桐たんす、四尺の三つ重ね桐たんす（下段）を削っ
て仕上げている所です。
やはり、何十年も経った古い桐たんすでは、木の縮みによる割れの修
理、再生する部分が結構多くあります。
今回のお客様の場合も、本体裏板の割れや、引出しの底板の割れなど
の修理をさせていただきました。
また、本体枠回りと引出し上部に出来た、木の縮みによる隙間の補修で
は、本体の枠回りの厚さを補足して、引出し上部にも何ミリか補足するな
ど、その箇所に応じた修理をどのようにするか考えながら、作業しており
ます。
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