夏に栽培する果菜(トマト・キュウリ・なすetc)は、収穫しても次々に実が付くのですが、秋冬に栽培する葉物野菜の多くは株毎引き抜くと、それで終わりということになります
長い日数をかけて、一回の収獲で終わりというのは、寂しいものです
一方で、再生収穫ができるものは、長い期間愉しめるということを「チマ・サンチュ」「キクナ」「ミズナ」で味わっています
夏場の「大葉」「ニラ」は再生収穫できる代表のようなものですが、秋冬期の葉物野菜で繰り返し収穫できるものは嬉しいものです
■チマ・サンチュ
「小松菜」「チンゲン菜」「ビタミン菜」と「チマ・サンチュ」を10月15日に播種して、1ヶ月後から収穫を始めていました
「小松菜」「チンゲン菜」「ビタミン菜」は、12月15日で収穫が終わり、チマ・サンチュだけが残っています
「チマ・サンチュ」が再生収穫できることを知らずに、初めは一株ごと摘み取ったので、マルチの穴が見えています
スーパーで「チマ・サンチュ」が「大葉」のように葉を束ねて売られているのを見て、再生収穫ができることに気がつきました
それからは、他の葉物野菜のように毎日収穫するのを止めました
【12月18日】
今は一週間おきに収穫し、液肥を噴霧することにしています
一週間すると外葉が大きくなっています
今日も外葉から摘み取り、チョレギサラダにします
【収穫後】
9月19日に播種していた「キクナ」と「ミズナ」が2株ほど生き残っています
「キクナ」は、「キムチ鍋」「アンコウ鍋」をするときに摘み取りましたが、随分大きく拡がっています
「キクナ」は、30年ほど前に毎日キクナを食べる機会があり、独特な匂いで嫌いになってしまいました
あまり大量に栽培するつもりはなく、アブラナ科とは違い、食害を受けないために、畝の空きスペースに少し撒いておいたものです
自分で栽培したものを食べないわけにもいかず、少しずつ食べているうちに、独特な匂いにも慣れてきました
今は、大好きというわけではありませんが、普通に食べれるようになりました
■ミズナ
「ミズナ」は、ダイコンハムシの巣になっているようで、穴だらけにされたので、諦めて一時放置していました
太い茎をカットすると新しい芽が出ています
また、伸びてくるまで待ちましょう
「ミズナ」は株間を広くすると、とんでもなく大株になることを知りました
■最高・最低温度計を使った防寒(保温)効果の検証
計測時間: 前日朝10時~当日10時の24時間
環境: 二重の防虫ネットの中
最高気温 25.0℃
最低気温 4℃
10時時点のトンネル内の気温 12.9℃ 天気 晴れ 微風
前日の昼間は、曇り天でした 最高気温は25.0℃止まりでした
12月としては暖かく、11月の気温のようです
防虫ネットの外に出して5分間経過したとき 7.0℃
二重の防虫ネットの効果による温度上昇は 5.9℃ でした
想像するより防虫ネットの内外の温度差が大きいように思います
風が吹かないと暖かい?
防虫ネット・不織布・ビニールなどの資材や穴の有無などの条件を変えて、計測しています
環境・条件について、リクエストがありましたら、コメントで書き込んでいただければ、試してみます
温度計が2台になれば、防寒(保温)効果が定量的にわかるのではないかと思っています









