和楽衣生活 -3ページ目

長×キョン小説「No Enter」(1)

■12月22日■


 12月20日に俺は…いや正確にはハルヒが『鍵』を揃え。脱出プログラムを作動させ、時空修正の機会を得る事に成功した。
 にもかかわらず、俺は元の世界への帰還を拒否した。[Enter]キーを押す事が出来なかった…

 しかーし、俺は後悔なんてものはしていないし、この世界を作った(おそらく)張本人だってこれで良かったと思っているはずだ…
そうだろ、長門…

 「…なに?」

 俺がじっと隣で歩いている少女の顔を見るもんで、彼女は顔をペタペタ触りながら何か付いているんじゃないかと確かめていた。

 「別になんも付いちゃいないから安心しろ。」

 「そう………本当に付いてない?」

 「付いてねーよ。変な話ばかりする俺だが、それくらい信じてくれよ長門。」

 「分かった。でも彼方を信じていないわけじゃない…から。」

 「サンキュー。」

 そんな話をしながら俺は高校生男子が夢にまで見る女子との嬉し恥かし登校を堪能していた。
 元の世界の長門有希なら嬉し恥かしという事はないのだろうが、こっちの世界の長門有希のしぐさを見ていたら俺の方が恥ずかしくなってしまう。
 まぁ長門のマンションから学校まではさほど距離が無いので嬉し恥かし登校もすぐに終わりを告げ、それぞれの教室に向かう事になっちまうことが残念なんだが。

 「じゃあな長門。放課後部室で…」

 「あっ…うん。放課後に…待ってる。」

 長門は何か言いたかったのか、それとも俺の気のせいか、少し残念そうに教室へと入っていった。
 そして俺も隣の我が1年5組に「ちーっす」と挨拶ととに足を踏み入る。と、とたんにマフラーを後ろから掴まれ、凄い勢いで自分の机まで連れられると投げ飛ばされるように座らされた。

 「何しやがる。ハルヒ!」

 …って、あれ?ハルヒが今ココに居るわけねーじゃねーか。なら…誰だ?

 俺の目の前に立つ人物を見上げると細い足、引き締まってはいるが出るところは出ているナイスなプロポーション、偉そうに腕を組み、まるでハルヒを彷彿させるスタイルと出で立ち。
 しかし黄色いカチューシャの変わりに赤い髪留めをし、その髪は藍色でロングヘアー、顔立ちは整っているが眉毛ボーン!

 「なんだ、朝倉か…」

 そう谷口美人ランク『AA(+)』の朝倉涼子だった。長門のご近所さんで、ハルヒの変わりに俺の後ろに鎮座してやがる。俺を殺そうとした事や元の世界の事は知らないとか言っていたが、俺はどうもこいつを信用できない。

 「『なんだ』とはご挨拶ね。」

 「朝っぱらからこんなことされて、他に挨拶の仕方があるかよ。」

 「『いつも綺麗な朝倉さん、おはようございます』とか『今日もとてもお美しい朝倉さん、ご機嫌いかがですか?』とか、色々あるじゃない。」

 「本気で言ってんのか?もし本気なら今すぐ早退して病院へ行ったほうがいいぞ。」

 「あら、言ってくれるわね。ナイフで刺すわよ。」

 その言葉に俺は固まり冷たいものが首筋を伝わり落ちる…

 「なに本気にしてんのよ、冗談よ。バッカじゃない。そ~れ~よ~り~も!キョン君どういう事か説明してもらえるかしら?」

 朝倉は机に手を突くと、俺に顔を近付け威嚇してきやがる。まるでハルヒのようだぜ。

 「俺にはお前が何を言ってるのか、さっぱり分からん!」

 「しらばっくれちゃって。長門さんの事よ。キョン君、今朝長門さんと一緒に登校して来たわよね。」

 「それについて俺も是非とも聞きたいところだな、キョンよ。お前、俺様的美的ランキング『A(-)』の長門有希とどうしてあんなに仲良く登校してんだ?どこで知り合った!?」

 朝倉に責められているだけで憂鬱なのに、そこへ谷口が口を挟んできた。
 ってか、なんで長門と登校して来た事をお前たちが知ってんだよ。

 「いや~本当ビックリしたよ。長門さんと言えば人とほとんど喋っているの見た事ないからね。『無言の長門有希』って呼ばれてるくらいだし。まぁキョンは昔から変わった女性を好きになるから、キョン好みなんだろうけどさ。」

 「って国木田、お前もいたのか…この出歯亀野郎どもめ!大体なんで知ってんだよ。」

 「知ってるも、なにも…ねぇ~」

 朝倉が、谷口と国木田と顔を見合わせると、その後俺を呆れた様に見下した。

 「私(俺・僕)たち、キョン君のすぐ後ろに居たんだけど…。気がつかなかった?」

 うぐっ。なんですとー!!!

 「まったく、気がつかなかった。」

 「おー、おー、お熱いこった。まったく、やってらんねーぜ。ところでキョンよ…俺の記憶違いだとは思うんだが…お前、以前この教室で長門有希を押し倒したりしたことねーよな。」

 「んなこと、あるか!それは、お前の妄想だ、夢だ、幻だ。俺がそんなやましい事するわけ無いだろ。」

 「だよなー。」

 実際あれは、俺が長門を押し倒して何かスケベな事をしようとしたのではなく、朝倉に襲われた俺を助けるために負傷した長門を支えていたところに、お前がわけのわからない歌を歌いながら入って来たのだから、お前が今言った事は間違いなのだ。

お昼に小説をUPします。ヨロシク!

昨年、別のサイトにUPした長門有希SSを改めてアメブロにUP。
もちろん長×キョンストーリーです。
キョンが消失世界を選んだとしたら…
ありふれた設定ですが、9日間12:00にUPされるのでよければ読んでやって下さい。
よろすく~

ツクシ狩り→お花見

今日は、妻と一緒に牛頸ダム水辺公園付近でツクシ探し。時季外れかほとんど見つからなかった…
しかし、桜が満開で綺麗だった。

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アメブロは使いづらくなりました。

久々にPCからブログUP(T字カミソリのブログ)したんだけどさぁ、何この使いづらさ?
IE11は使用出来ないから「Firefoxをインストールしろ」とか「Google Chromeをインストールしろ」とか…なんでアメブロの為にインストールせにゃならんねん。アホか!
もう、アメブロ辞めてしまお…と、思ったけど、好きなブログがあるからちょいと思いとどまってみた。
こりゃ、これからはブログUPは、iPhoneからのみだな。
iPhoneからのUPも使いづらくなったら辞めてTwitter一本にしよーっと。

よければ、フォローしてくれると嬉しいです。

使い捨てカミソリ

先日まで髭&スキンヘッド用にGilletteのカスタムプラスEX(徳用)っていうT字カミソリを使ってたんだけど、これが肌に合わなくてさ(特に頭)けっこう傷つけてたんッスよ。
流血にはならないにしろヒリヒリしちゃってさ。瘡蓋できるし肌荒れするし・・・

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でも、やっと使い切って今日からSchickのプロテクターディスポ(徳用)に変えたんだけど、いや~肌を傷めず気持ちイイくらいにツルッツルですよ。
ヒリヒリ感も無く良い感じです。
この分じゃ、もうしばらくスキンヘッドが続きそうです。

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※シェーバーで剃ってから仕上げにT字カミソリを使ってるから使い捨てで十分なのです。