2日友人の書道創作展を鑑賞しに日本橋「小津ギャラリー」に行きました。
NHK学園、各書道クラブに学ぶ方々による有志展です。
デスクペン、つけペン、筆ペン、小筆などを使用し現代文や平安時代の漢字・仮名文字を書き作品にしたなんとも優雅な作品展でした。
流れるよう仮名文字を筆でペンで書かれた作品から日本人の持つ文字に対する美意識が感じ取れ、雅の世界へと誘われました。
何とも優雅な空間でした。
今私はペンにて手紙を書くという事も殆どしません。すべてはパソコンで入力しプリントアウトした用紙に最後に必ずパソコンにてのお手紙で失礼いたしました・・・と一行添え名前だけサインを書きます。
ましてや筆ペンに至っては祝儀袋、不祝儀袋に氏名を書くこと以外ほとんどありません。
でも流れるように書かれた筆文字を目の当たりにすると「ひと時でも雅の世界」に入ったと感じるのは私の中に日本古来からの伝統文化を受信するセンサーがちょこっと残っていたことを実感しました。文字の持つ美しさに感動です。
友人に「良い趣味を持っていられるのだな~~」と心から思いました。
心豊かになった書道展でした。