11月18日(日)。「戸田マラソンin彩湖2012」ハーフの部に出場。
強い北風が吹き、空は快晴。ぽかぽか陽気のなかレースは始まった。
一週間前のハーフマラソン大会では、序盤突っ込み過ぎたため、中盤から終盤にかけて苦しい展開になってしまった。
おまけに19kmからスパートの予定が脚の疲労あるいはエネルギー切れからか、スパートどころか大失速。もたもた、ふらふらジョグのゴールとなってしまった。
この悔しい失敗を繰り返さぬよう、今回は、
①突っ込まず、スタートから4分30秒のイーブンペースを崩さず走る。
②ラスト失速懸念から、パワージェルを持参。1時間経過したら補給。
と、対策を講じる。
ほぼ先頭に近いポジションからスタート。最初の1kmは向かい風。ラップタイムは、4′10″。無風では4′00″位のイケイケペースで完全な突っ込み過ぎ。ここは、落ち着いてペースを落とす。(先週はこれができなかったため沈没した)
続く2㎞から3㎞は横風。予定どおり落として走ったつもりが4′20とまだ速い。その後の2㎞は、追い風に乗って4′20″ペース。これは無風ならば4′30″だから良し。
ポールを折り返して2㎞は向かい風。4′40″。その後もおよそ2㎞毎に20秒ずつ貯金しては払うというアベレージ4′30″巡行を繰り返す。
中間点でパワージェルも飲み、さらに貯金、払い出しを繰り返す。ここは忍耐あるのみ。
ラストの失速もなく、ややスパートしながらのゴール。なんとかアベレージ4′30″を死守することができた。
強風のレースは何と言っても経験がものをいう。向かい風は風向きをよく見極めて、必ず前方のランナーを風除けにして走る。これで相当スタミナを稼げる。
そして、何と言っても大切なのが風に行く手をはばまれても絶対に諦めない精神力。
向かい風では、ペースが極端に落ちてしまい、その日のレースを捨ててしまいがち。私も何度も気持ちが切れたことがある。
そんなとき、追い風でタイムを取り返そうという気持ちあれば、レース展開は大きく変わる。(もちろん練習積んできて地力があればの話だが)
山は登れば必ず下る。だから、とにかく正念場で粘る。諦めなければ「海路の日和」は必ず訪れる。
ところが、その日和に出遭うまでの風との格闘が想像以上にきつい。窮地での周囲のランナーとの根性試しもレースの醍醐味といえる。
以前、本当によく練習していた時は向かい風でもガンガンいけた。周囲のランナーは次々に後方に消えて行った。こんな私にも、前方を走るより速いランナーの背中を次々にステップしながらスイスイ走れた時期がある。そのときは、風が自分だけを味方してくれていると感じた。
ところが、いまの自分にはそんな余裕もない。だから、歯を食いしばって、どんぐり同士の背比べだ。
今回は、スイスイは行けなかったがしぶとくしがみつくことだけは完遂できた。
いまの私は完全に練習不足で、風は大敵である。だが、風がいつ何時も味方であった経験が、私をまた練習に誘い込むのだ。
もう一度、風と仲良く走れるまで練習を重ねてみよう。
北風が、いまやるべきことを想起させてくれた一日だった。
ああじゃない、こうじゃないと、日々軌道修正にて精進な人生。終わりなき課題に支えられて生きている。