ビリケン商会の怪獣総進撃ゴジラ。

購入した当時は塗装済みのキットでした。

現在は未塗装で発売中です。

すっかり人間の味方となってしまったゴジラの

優しく、全体的に丸い感じがよく出たいいキットだと思います。
ホビぐるめ

ホビぐるめ

ホビぐるめ

ホビぐるめ

ホビぐるめ

ホビぐるめ


私が物心ついたときにはゴジラは既に人類の味方となっており、

馴染みが深いのはこういう優しいゴジラです。

悪の大怪獣であった初ゴジ、キンゴジ、モスゴジは過去のものとなっていました。

大人になるにつれ、ゴジラはやっぱり悪役がカッコいいと思うようになり

集めるフィギュアも初期の悪の3匹が中心となるのですが、やっぱりこの

「総進撃ゴジラ」も子供の頃好きだったゴジラのよき思い出として手元に置くことにしました。
ホビぐるめ


酒井ゆうじプロデュース ゴジラ全集3rd(バンダイ)の怪獣総進撃ゴジラ。

伊豆山中のキラアク星人の地下要塞を攻撃する場面を切り取っています。

ゴジラの全高は6cmほどですが、実によく出来ています。

酒井ゆうじ氏は天才だとマジで思います。
ホビぐるめ

ホビぐるめ

ホビぐるめ

ホビぐるめ


昨年発売された東宝特撮映画DVDコレクションを

出してきて久しぶりに(何十年ぶり?)観てみました。
ホビぐるめ


1968年(昭和43年)8月1日に封切られた怪獣総進撃。

監督は本多 猪四郎、特技監督は円谷 英二の一番弟子の有川 貞昌。


1964年の「三大怪獣 地球最大の決戦」でのキングギドラ登場を転機として

ゴジラは人類のために戦う正義の怪獣へと変貌を遂げていきます。

1965年の「怪獣大戦争 」は怪獣と宇宙SFが見事に融合した素晴らしい作品でした。

これをピークとして、ゴジラ映画は堕落の一途を辿っていくということになります。

子供が喜ぶ娯楽映画へと方向が定まっていき、ゴジラの造形もさることながら

ストーリーもチャチなものになっていきました。


怪獣総進撃では、あろうことかゴジラは息子のミニラやラドン、アンギラス、

ゴロザウルスらと共に小笠原の「怪獣ランド」で、人間に飼育されているのです叫び

ありえないーーーーーっ!


地球征服を企てるキラアク星人がやって来て怪獣ランドを占拠し、そこの所員と怪獣たちを

操って世界の主要都市を襲い、一方で富士火山脈一帯の伊豆山中に地下要塞を建設します。


このキラアク星人が、女性ばっかりでいかにも弱そう・・・

こんな連中に地球征服なんて出来るわけないやん!って思ってしまいます。

怪獣大戦争のX星人の方がずっと格好良く、(若干)強そうでした。

案の定、月面に設置していた怪獣の遠隔コントロール装置を使えなくされると

あとはもうボコボコにやられてしまいました。


キラアク星人の手下として、キングギドラも登場しますがこれも地面にうつ伏せに

引き倒され、首を踏みつけられてあっけなくやられてしまいます。

あのキングギドラがありえない弱さ!これは絶対ダメです!!


もう何もかもが低次元で、笑って観るしかない映画でした。

・・・すみません、けなしてばっかりで。

大人の視点ではどうにもこうにもってとこです。

しかし、子供の頃は楽しく、ゴジラを一生懸命応援したんですよねぇニコニコ


私としての唯一の見どころは、ムーンライトSY-3、ミサイルランチャー車、

ミサイル発射機をはじめとする防衛兵器類の特撮映像。

伊福部マーチで進撃する車両群はとても格好良かったです。

映画を観終わった後も、しばらくその音楽を口ずさんでいました.。