●それが世間の常識だから。/font>
今は「筋ゆるトレーナー」古山です。
自転車で転んだ、40歳代の女性。
車との事故で、保険で治療中。
3ヶ月経過したが、イマイチ改善しないと。
特に転んだ時に打撲した、上腕の痛み。
腕を捩ると、三角筋や上腕二頭筋に違和感があると。
病院で診断を受け、治療院で施術を受けている。
聞くと、かなり揉むらしい。
当初は痛みがある箇所を施術してもらっていた。
しかし上腕の痛みが改善しないので、それ以外の箇所の施術を受けることに。
肩こりもあるので、背中や肩廻りを揉んでもらってたらしい。
(それを受け入れている治療院もどうかと...)
強く揉むと、筋肉は一時的には気持ち良くなる。
しかし筋膜が傷み、時間の経過と共に筋肉は固くなっていく。
それが再び強い刺激を求めることになり、さらに強く揉む。
悪循環だ。
筋肉へのアプローチは、「揉まない、押さない、流さない」が基本。
筋肉を揺らしながら、ソフトに触る。
それだけで、痛みは改善していく。
この女性も痛みに関連する箇所を「筋ゆる」していく。
完全ではないが、痛みはかなり改善した。
それよりも、弱い力での施術に驚いていた。
それまでも強く揉んでもらうことが気持ちいい。
だから、それが痛みを改善していくものと思い込んでいた。
そう考えるのは、仕方ない。
それが世間の常識だから。
でも、まずは自分のカラダに聞いて欲しい。
何が正しいのか、何が一番の解決なのか。
方法はいろいろあっていいと。
だが選択を誤ると、いつまでも苦しむことになる。
施術も大事だが、頭の常識を変える方が大切である。
それまでにこびり付いた常識は、なかなか剥がせないものだ。