特定外来種ヒアリに対しては、冷静に、でもちゃんと怖がろう | 日刊芸能事情

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ヒアリが日本に上陸し、ものすごい勢いで勢力を強めているみたいですね。

 

 

ヒアリの特徴ですが、

 

体長:

2~6ミリ

(大きいのと小さいのが入り混じってるから)

 

色:

赤茶色

(特に胸の部分【体の真ん中】は赤茶が薄く特徴的)

 

繁殖力:

猛烈に高い

(女王アリは1日に2千~3千卵を産む)

 

性格:

極めて攻撃的

(ちょっとでもチョッカイ出すと、一気に集団で襲ってきます)

 

毒性:

極めて高い

(アルカロイド系毒による強いアレルギー反応が起きる可能性)

 

 

 

たかがアリ・・・と思っていましたが、1日に2千以上の卵産まれちゃたまりませんね。

 

そりゃ、あっという間に繁殖します。

 

 

 

とはいえ、所詮はアリです。

 

アリ用の殺虫剤で簡単に死にます。

 

 

 

問題は、ヒアリなのか普通の無害なアリなのかを見分ける事でしょうか。

 

怪しいアリの隊列があったからといって、試しに踏んづけてみた途端に集団でワラワラと襲ってきますからね。

 

軍隊アリよりも厄介かも・・・。

 

 

アゴで噛み付くのではなく、お尻にある毒針で何度もしつこく刺してきます。

 

 

 

 

確かに怖い存在ではありますが、刺されたからといって全ての人が重篤な症状になるわけではありません。

 

ヒアリによる死亡事故も年間100人と言われていますが、この数値はおそらく何十年もの間の累計だと思われます。

 

 

 

というのが、

 

年間100人のヒアリによる死亡・・・というデータや文献は存在しないから。

 

 

とはいえ、現状の被害状況でも、年間で1人前後の死亡例はあるそうですから、注意することは必要でしょうね。

 

死亡した人は、たまたまヒアリの毒にアレルギー反応が強く出た人なのかもしれません。

 

 

そもそも、アリなんかよりも、スズメバチや毒グモのほうが死亡事故の確率は大きいわけで、それでも年間10人程度です。

 

 

 

 

もちろん、刺されたら相当痛いそうです。

 

 

 

なんでも、

 

真っ赤に焼けた鉄の棒を押し付けられたような強烈な痛み

 

がするそうで、できればそんな目には逢いたくない・・・。

 

 

 

通常はアリ塚を作って集団生活するそうですが、日本に上陸してアリ塚を作る場所がなければ、ビルのコンクリートの隙間などに巣を作る可能性だってあります。

 

そのあたりはまだなんともわからないです。

 

 

 

なんにせよ、外来種である以上、そして猛毒を持っている以上、日本国内に蔓延させないことが、今は一番大事なことです。

 

 

 

 

 

最近は虫が嫌いな子が増えたそうなので、あまりマジマジと近くでアリを観察する事も少なくなりましたから、そういう無関心も被害拡大の要因の一つなのかもしれないですね。

 

 

我々が子供の頃は、虫眼鏡で太陽光を集めてアリを焼き殺したり、アリの巣に爆竹を差し込んだりと、無茶な事やってましたが・・・(ごめんね、アリさんたち)

 

今や、アリのような小さな生物には、マジマジと観ようとしてもピントが合わない(老眼憎し)。

 

 

ということで、刺されたら死ぬとかパニックになるのではなく、怪しいと思ったらスマホで写真撮って役所や専門家に判断を仰ぐとか、我々アリの素人にもできる事はあると思うのでアリます。