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ほし

原稿が、終わった。貧乏×ロハスコラム、家フェス、意外と難しかった……。


Alternative Routine Works-ガタリ野田


6/10

昼間は、コインランドリーで洗濯し、コンビニで光熱費支払い。夕刻より、野田に出向き、久々にガタリ氏と痛飲。職場の同僚であり、同じベクトル、同じ言語を持った友人でもある。ワンダーJAPANの軍艦アパート号を執筆した文筆家という一面を持ちながら、休みにはチャリンコでグランツーリスモなる荒行に身を染める経歴の行方は誰も知らない。

そんな彼の勧めで、まず向かったのは、上田温酒場。降りしきる雨が開けられた扉から飛び込む、なんともアンビエントな空間。ビール2本、吟醸2本を飲干し、店を出る。

そして、商店街をぶらついていると、路地裏に、強烈な磁場を持った酒場を発見。中川酒造。カオスなカウンターのみの店内で、知らんおっさんに酒をご馳走になる至福。一杯浮いたという金銭的な問題ではなく、その心遣いが嬉しい。アテも、家庭料理を髣髴とさせる懐かしい味わいで、気が付けば泥酔。iPodを聞きながら、錯乱状態に陥った際に撮られた一枚が上記である。


Alternative Routine Works-水無瀬2


6/11

強烈な二日酔い。どうやって帰ったかも記憶に無い。昼過ぎより、慌てて高槻を越えた少し先にある水無瀬駅へ向かう。

下車後、歩いて10分ほどの場所にある水無瀬神宮に到着。連載取材で、湧き水を汲みにきたわけである。境内に、円を構築する謎の縄があったので、説明に従い八の字を歩いた。最近、家の近所の小さな神社を通るたびにもお祈りするのだが、こんなご都合主義に明け暮れる自分が意味不明でもある。


曽我部さんの新しいアルバム。この曲は、アルバムバージョンが素晴らしい。

Last Night

近所の惣菜屋。

毎夜20時半からの半額セールという慈悲深い施しに、近隣から僕を筆頭に貧乏人が大終結するわけだが、レジが2つしか稼動しない為やたらと待たされる。抱くのはもちろん、限りなく殺意に近い憎しみ。

ただ今日は違った。列の先頭。つまりポールポジションの確保に成功したのである。颯爽と会計を済ませ、羨望の眼差しを受けながら店を出る優越感。惣菜屋内にも、ヒエラルキーは存在する。

馬鹿馬鹿しすぎて、半額の値札を自分に貼ってみた。


6/8

夕方までバイト。その後、取材に向かう予定だったがデジカメを忘れ自宅に一度戻る無駄足。

今日の仕事は梅田のビアガーデン潜入で、酒飲みには非常に酷な空間であった。対応してくれた広報の人に「酔っ払って屋上の柵を乗り越えたりした人いませんか?」と積極的な問いかけができたから、良しとしたい。

その後、東京のT橋君から「何してるんすか?」と連絡。ストーカーが実は「別れさせ屋」だったというドラマに先日巻き込まれたばかりのこの男は、プラスワン時代の後輩である。近況を聞くと某新聞社を退職し、投資関連の本を今年三冊出すという。「初版3000部ですよ。全然です。とりあえず年収300万は確保しましたが」と、ただ純粋に羨ましいなと思った。

歌舞伎町で一緒にナンパして、全く相手にされず朝日を迎えた倒錯の日々も遠い思い出である。そういえば、同じ東京で週刊誌記者のポッケ君とも久しぶりに話をした。命の恩人である。

その後タワレコで曽我部さん新譜を視聴。なんだか買う気になれなかった。凛として時雨に、いささかの反応を示してしまう自分が不安で堪らない。もう、そういった感性や知識はこの十年で充分過ぎるほど摂取したはずなのに。

帰宅後、酒場コラムを脱稿し、現在は原稿の確認待ち中。ちなみに、明日も皆様の期待通り12時間アルバイトである。


本屋で、久しぶりにストロークスの記事を読んだ。文句無くかっこいい。

サマーソルジャー

暫しの休息。わずか6時間。


6/5

新開地というゴッサムシティで元祖立ち飲み取材を行い、続いて三宮で、ゴールドカップ潜入。素晴らしき空間であった。最後は、地元十三の馴染みの沖縄料理屋取材。ええ店に共通する事。それは、人間ができていて、何の迷いもないこと。だから、信用して体を預けて旨い酒が飲める。

帰宅後、ラグビーのアンダー20ワールドカップ、日本VSイングランド戦を鑑賞。日本の体張りまくりの低く突き刺さるタックル連発に咽び泣き。経験者だかこそわかる、命の賭け具合。自分以外の為に、死んでもいいと思う犠牲心。当時の想いは、まぎれもなく本物だったし、あんな気持ちになることは一生ないやろな。

6/6

原稿地獄。二度死ぬ。

6/7

原稿地獄。なんだかんで13軒。アドレナリン出まくり。ただ、執筆開始から6時間を経過しないと出ないのが、正直きつい。

明日は、アルバイト地獄後に取材。それ以外にも、残り原稿3個。これ全て一社というのが凄い。会社潰れたら文筆生命絶たれること間違い無し!


曽我部さんの新しいアルバムが明後日に発売される。ストロベリーの頃が一番好きだったな。新曲聞く
限りでは、とてもサニーデイサービスと同一人物とは思えない。夏と言えば、やっぱり聞きたくなるのはサマーソルジャー。解散後のロッキンオンフェスにソロで参戦したアンコールで、随分久しぶりに演奏してくれたのは、季節はずれの雪解けのようで美しかったし、嬉しかった。




ニューアルバムのラスト曲。ゲリラ撮影らしいが、場所は新宿西口と思われる。小田急百貨店で撮影用に小鳥を買ったのは遠い思い出。あの小鳥は何処にいったんだろう。屋上のペットショップが動物園みたいで好きだった。