静岡県⇨能登!冬タイヤなら東海北陸道が頼もしい。 | 自動車コラムニスト中込健太郎のブログ『込氏のブログ』

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自動車ライターですが、最近はノリで買った積載車が忙しく、レッカー・搬送、搬入搬出、自動車何でも屋みたいになっております。自動車絡みだったりじゃなかったりの日々を綴ります。


能登の地震からもう三週間以上経ちましたか。国民の声、じゃなくて批判に負ける感じで少しずつつける予算とか。初動も遅いし、何隠してるのか知らないけども。派閥の解体とかどうでもいいし本質欠いてるしね。僕でも思ってるんだから、被災した人はもっとかもなあ。ただなかなか前後の予定からいつものように(って災害多いよな。仕方ないのだけれど。動けるんならできる限りのことはしたいとは思います。)


久しぶりに、日本カーシェアリング協会↓さんのお手伝いで、静岡の拠点から和倉温泉の拠点まで、一台ハイエースのキャンピングカーをお届けしてきました。



日本海側中心に前日から記録的な大雪の予報。前の日は名神や北陸道方面、立ち往生などもあったようで通行止め区間も。なかなかの状況です。


普段なら、甲府出て、安房峠かなあと思ったりもしますが、できるだけ安全牌のルート。やはり大雪に慣れてるルートとなると、東海北陸道で、というのがいいだろうというので、清水から新東名で豊田東、そこから東海環状道で岐阜の関まで行き、そこから郡上八幡、飛騨を越えて小谷部に。もともと、雪対応も慣れてるだろうし、と思ってチョイスしたルート。距離自体は60キロほど長いものの、そのまま能越道にもアクセスできるし、結果的には良かったと思います。





途中

瓢ヶ岳(ふくべがたけ)で休憩。郡上くらいまでは雪はそれほどでもありませんでした。




ひょうがたけ、かと思ったら。なかなか読めません。なんて興味深そうに見ていたら職員の方がマップを下さり、場所も含めて教えてくださいました。みなさんなかなか読めないみたいですね、だそうです。瓢箪を割って横にしたような形の山。岐阜名古屋方面、岡崎平野とか濃尾平野とかもかな?あのあたりの豊かさの源泉はこのさらに奥なのかなあ?とか思うと、なかなか尊敬に値します。


肉桂玉、黒肉桂。郡上八幡の名物ですね。なんとなく食べてみたかったのですがあまり機会がなく。一番いいところに置かれていました。


道中のお供。黄金糖もそうですが、最近齢を重ねたからなのですかね、混ざり物のない甘みの有り難さみたいなものを感じるのです。とてもノーブルで、しかししっかりと安らぎをくれる甘さ。すっかり気に入ってしまいました。キリッとニッキの味などもドライブのお供にむしろピッタリです。



美味そうな豚汁。いただきましょう!豚汁定食。豚汁定食は割とどこのパーキングでもありますが、結構違う。何しろ味噌や具の野菜が違いますので。


豚汁もさることながら、唐揚げがついて、卵もプラス🥚

ご馳走であります!




お漬物というか、醤油漬け。パリパリといい塩加減。これだけでもメシが進みます。





しみしみの大根。豆腐こんにゃく、具がたっぷり。温まります。セットになった唐揚げも添え物には勿体無い出来栄え。小ぶりですがジューシーでぱくぱくと進みます。


ふくべがたけ!


名古屋県の人御用達?飛騨地方のスキー場の案内などもたくさん。いいなあ。今年スキーに行きたいものです。


なかなかいいではないか!



郡上八幡の先あたりから雲行きが怪しくなり、ひるがの高原のあたりはもうかなりの雪。


日本の屋根、分水嶺、こっちと向こう。


はっきり感じられるのは関越と並ぶかもしれません。




たまたま前日にウチで見ていたテレビで紹介されていた、美味しいと評判の銘柄米「龍の瞳」今年は辰年だし。どんなお米なのか、食べてみたいなあ、、と思ったら、まさかサンタのそばを通るとは。


下呂のあたりの限定生産らしいです。


引き寄せなのか、それをも超える私の行動パターンなのか。(ただ、私の行動に対するスタンス、ややバグってるかもとはこのところ強く感じています🤣)


目的地の七尾まで180キロくらい。持ちそうな気もするけれど、万が一立ち往生とかで動けないかもとか思うと。一応念のため給油もしました。





飛騨トンネル抜けたらやばかったです。みんな結構飛ばす飛ばす。多重事故とかも嫌なので、速いクルマをやり過ごす今でもちょっと休憩。


しかししばらく行くとノロノロ。除雪車が定期的に入っているのですよね。ご苦労様です。


なんと!(南砺、言いたいだけ💦)

ようやく富山県に入った頃には辺りは暗く。






そのまま、能越道で七尾で。公共的なところは少しずつ水道も復活してきてるのでしょうか?しかしなんでも七尾市、結構遠くの白山市鶴来(つるぎ)の方から引っ張っていてその復旧はまだかなり先になるとか。


そして訪れるたびに、中一週間とかですが、道路の補修も進んでいる。もちろん地元の方のためなのはわかるのですが、そういうことのおかげでお届けもできる。多分作業の方とかも被災されて大変だったりするはず。


どうにか当日中でお届け完了。


ハイエースのキャンピングカー。コンパクトなボディサイズはいわゆる5ナンバー枠。電気も取れたりいろいろ使い道はまた幅広いはず。少しでも地域の皆さんのお役に立てば、と思い、和倉温泉を後にしました。


静岡昼くらいに出て、晩ご飯の時間くらいにはつける距離。こんな時にこんなかたちで実感するかたちでごめんなさいと思ってしまいましたが、日本には近くにいいところにもたくさんあるので、またできる限りクルマのお届けにも伺いたいし、復興進んだら♨️にも訪れたい、と思いました。