仙台で用事を済ませて、午後出発。当日中に何がなんでも帰京しなければならないわけではない場合、とりあえずは4号で上る(南下する)べきであると、僕は思う。
そもそもすぐに高速=東北道と思うと、東北道東北一の大都会仙台の街を大きく回り込むように走っており、高速の入り口までそうそう近くない。最近では仙台東部道路北部道路など、都合環状に囲む自動車専用道路があるから、実際はすぐに乗ることもできる。しかしそれはすぐに東北道本線へアクセスできるわけではないのだ。
ちなみに震災復興のタイミングで東部道路が常磐道と三陸道をつなぐ役割を果たすようになり。石巻、気仙沼、はたまたいわき、水戸など、拍子抜けするほど造作ないアクセスに変貌を遂げている。真面目な話、首都圏とのダイレクトアクセス、日中なら常磐道経由も悪くないと思う。
しかし私は、ここでもいきなり有料道路へと短絡的に至る方法はとらなかった。
なぜならば、「まだ昼飯を食べていないから」というのがその理由の一つである。仙台市を4号で南下。太白区の南は名取、岩沼と仙台の郊外エリアとなり、比較的食事を取るのに困らないのである。
今回は、東北地方に広く展開している焼肉と冷麺のお店やまなか家さんで大盛り冷麺を食べた。
ここまで来ると東北道に乗るなら、白石まで走る、が正解だと思う。
でも私は岩沼の6号分岐で左斜線から6号を走ることにした。震災直後は通れなかったし、今も帰宅困難区域を通過する。しかし、あの震災の影響で事故が起きたが、また通れるようになったことに感謝し、そしていかに風光明媚な場所に事故を起こした原発を建てたか。この事実をこの時代に居合わせた私たちは胸に刻まなければならないと思うのです。
大量の水が必要で、やはり万が一のことを考えて「どうしても風光明媚な場所」が原発の建設用地になる。誘致する際に「絶対安全」を念仏のように地域の人たちに言い聞かせた役人や関連事業推進担当者は、なかなか罪深いとは言って簡単には片付かないかもしれないけれど、それでもやはり、正しく現地の人たちの中立な判断材料を提供したかというと甚だ疑問。
原発は反対か賛成か?
そういう簡単な話ではないなと今でも考えてしまう。
この生活は湯水のように湧き出づる電力で支えられている。でもひとたびこととなればああいう感じだ。しかし、これから新設する未知の技術なら、闇雲に反対もむしろ良いと思う。でも実情はすでに多数建設され、稼働しない状態のものが存在しつづけけている。縮小も何も、技術継承もままならないまま、時だけが流れる。解体しようにもそう簡単な話でもない。
軽々にことを始めたら、実際止めることはできないのだ。
と、そんなこんなを、だいぶ線量も弱まり、ただ風光明媚な場所が荒涼とする様を、目に焼き付けておくべきではないか。そう思っているのです。
とかというか難しい話は抜きにしても、ほぼ平坦。信号が少ない。(なのでいわきくらいまでは常磐道になることさえもあまり必要ないのではと感じてしまうほどなのだ。)今回はエルフがDPD手動再生モードに突入(排ガスの煤がフィルターに溜まり、それを内部を高音にすることで煤焼きして再生するのだが、オイル交換から時間が経ったりすると自動の都度都度の再生モードでは足りず、道端に止めて数十分間煤焼きをせよ!とトラックが指図してくるのだ。)。ここ数日頻繁なこともあり、途中の宇佐美でオイル交換をしてもらった。こういったことが発生しても、作業、調達、補給が4号〜6号は比較的容易。
という理由で、岩沼からひたすら6号でいわき、日立、水戸の先は国道51号線で鉾田を抜けて鹿島へと向かった。
この時期なら亘理で「はらこ飯」も食べたいもの。今回は食べたばかりなので見送ったものの、この地域の郷土のもてなし料理。鮭を余すところなく使った炊き込みご飯。仙台というと、牛タン、ずんだ餅などいろいろとおいしいものがあるけれど、少し南部の亘理地方のはらこ飯を食べた時、個人的にはとても感動したのを覚えている。
いわきの少し手前の、楢葉町の道の駅では温泉がある。今回もここで洗面入浴とした。さらにこの日は中秋の名月。出発前の夕涼みを兼ねて、コンビニで買い込んだお月見団子で1人お月見も実施。お月様に感謝も忘れずに敢行😊いいドライブとなった。
で。鹿島まで来たが、山更けてきたし、これ以降51号を進むと、千葉県内は旧街道の様相、狭い箇所もあるし、朝は渋滞の箇所も予想されます。ということで、東関東道潮来インターから高速道路に入ります。乗ってほどなく、佐原パーキングで仮眠休憩としました。
高速道路のパーキング足りない問題など、よく報道でも見る話題ですが、佐原パーキングは無縁です。エンジンかけたままのトラックなどもいません。静かなのでゆっくり眠れます。
ここまで来るともう都心も近い。
そして、実は地味に最大のメリットが、
東北道なら川口から先の、常磐道なら三郷から先の、避けがたい朝の渋滞にハマらないで済むということ。(せいぜい千葉北出口、宮野木の車線別の滞りがメイン。)
と、こんな感じで潮来インターから東関道で、深夜料金中型2070円。都内まで首都高が780円。給油は名取の宇佐美で一般道価格です。やはり2000〜3,000円前後の高速代はなかなか効きます。
1人で動いていると、こういう小さな積み重ねが結構効いてきますよね。仙台からの帰京のコストです。安いですよね!!





