少し前になりますが、またまた日本カーシェアリング協会さんのお手伝いで軽自動車の搬送をしてきました。数年前の真備町の大水の際に地域の皆さんにクルマの貸し出しをされていて、その後かなり復興も進んでいます。それで返却されてきたクルマを、最近大きな地震があった宮城県で使うクルマを集めるというので、運んだ次第です。あの地震の後は3回目ですかね。
やはりそういう時、自分のところに積載車があるのは強いですね。別に、僕はあるけど、ない人のことを見下すとかそんなことが言いたいわけではありません。でも、運びたい時に取りに行ける、自由が利くのです。クルマ周りでウロウロしていると、これ自体が相当に「状況的強み」だなあと思うわけです。
今回も、少し空いたタイミングでさっと倉敷に走って、そのまま高速に乗って翌日石巻に持ち込むことができました。倉敷〜石巻、1000キロを少し超える距離の走行になります。このくらい高速道路を走ると「走ったな」という気になりますね。
少し前から一台持ってきたいクルマが、という話はいただいていましたが、前後で4日ほど空いたタイミングができたので、さっと出発。こういうのはタイミングを見計らって問いのが少し難しい。あまりぐずぐずしていると行けなくなってしまいますし、かといってあまり忙しい時は日常の仕事やタスクを優先させるべき時もあります。今回もそういう意味では絶妙なタイミングでした。
基本的にはボランティアですので日当などが出るわけではないので、この移動の時間の使いようも、実は旅の質を左右するものですが、今回は大きな事故などで予定がだいぶ押してしまいそういえば、なかなかご無沙汰してしまっていた方を訪問することができました。京都亀岡から南丹市方面、知り合いが10キロと離れず3軒おります。こちらの方に来る時間もなかなか微妙な時が多く、ついご無沙汰してしまっていました。
一人目は亀岡の榎本さん。積載車乗り始めた頃から行動範囲もかぶることが多く、初代のボロボロの積載車、時折荷台の溶接
なんかをしてくれたこともあった方。最近では亀岡周辺で自動車関係で独立して活動をしておられるというので、その日ちょうど、亀岡のくるまやさんにいるというので、顔を出すことに。
セドリックはちなみに、私が運んだことのあるクルマ。懐かしいですね。
そこから8キロほどでしょうか?9号線を走ると八木にあるアキタ自動車さんにもご挨拶。ここの秋田正弥さんは元ディーラーのメカニックで今は独立してポルシェ中心に扱うメカニックをされています。いつ来ても入庫車両でいっぱい。信頼されているのですね。ご実家が酒蔵で、その中にお父様も好きで買い集めたという「面白い軽自動車」があるんですよね。それを昔660マガジンで取材させていただいたことがありました。
さらに9号線を京都市内から反対に進んだ園部に、秋田良子さんがいらっしゃいます。若い頃からスーパーカーにお乗りで、のちにご結婚されたご主人がイタリアから直接輸入されたディーノに今もお乗りで有名な方ですね。あまり性別のことをで云々というのは、今はどうかとも思いますが「女性ながらカーガイ」。素直にそんなふうに思える方です。秋田良子さんは正弥さんのおばさまに当たる方で、メンテナンスは正弥さんがされています。今回、榎本さんも秋田正弥さんも突然のことでしたがそちらは職場というかお店でしたが、秋田良子さんはお宅でしたので、ちょっとどうかなとは思ったものの、正弥さんと話していて「『おばさま』には連絡されました?ここまで来て寄らないで帰ったと後でわかれば寂しがるかも知れないので、一応電話しましょうか?」と連絡をとってくださったところ、たまたまその日は空いていて、むしろ自宅にいないとダメだとかで、晩御飯を食べましょう!ということになりました。
アキタ自動車さんからもさほど時間はかからず。指定された場所に向かうと、お迎えに出て来られて歓迎してくださいました。
秋田さんは秋田さんでこの記事の取材で以前お邪魔したことがありました。なんでもこのところコロナ禍で「クルマ関係の
お友達」ともなかなか会えない中だったので来てくれてありがとう!と物凄く歓迎してくださって帰って恐縮してしまうほどでした。
前回もお邪魔した際にご一緒してくださった、お近くのクルマ好き仲間にして、お仕事などでもパートナーを組まれているオクムラさんも駆けつけてくださって、晩御飯をご一緒させていただきました。伺っていると、上の記事をまるで名刺がわりのように紹介してくださって、いろんな方に取材を受けてくださった際のことなどを話しておられるそうです。また、クルマの話とは言っても、秋田さんとのクルマの話なのにディーノの話はそこそこに、ここでも「働くくるま」「クルマを通しての仕事」の話がメイン。私も私で前回は積載車とか持っていなかった頃にお邪魔したので、あの頃とはだいぶ活動の内容、ウエイトは変わりました。が、秋田さんも「地域のなかでクルマで貢献」されてきていて、そういう意味で色々とお話しは学びがあります。そしてご縁が大事。飛び込んで実践してみないと、わからないこと。世の中の変容とそれに即した関わり方の変化。別に秋田さんは積載車を持って仕事されているわけでもないですが、とても共感できるお話しが多く励みになりました。
結局日付が変わる頃まで話し込んでしまい、古いお蔵のようなおうちに泊めていただくことに。午前中、事故で通行止めで思惑通りにいかない旅程だったために、思いついた、亀岡南丹方面へのご挨拶巡り、とてもみのり多い充実の旅になりました。ボランティア便ですが、こういうのはこういう時ならではのプライスレスな旅にできたと思っています。
あくるひは姫路の方へ丹波越えで向かいそこから2号線で岡山・倉敷へ。長船のいろはラーメン。鶏スープのすっきりとした味わいで、最近のお気に入りですが、営業は2時まで。しかもそれより早くてもスープなくなり次第営業終了というので、ありつけないことも多いのですが、それを食べることができたので、この時はありつけてよかったです。その後倉敷の真備まで向かって軽自動車を積み、いよいよここからがメイン。石巻まで1000キロ一走りでした。
まあこの間は、走り慣れた道(💦)ですのであんまりネタ的には・・・ですが、福島県都宮城県の県境付近にある国見のSAが綺麗にリニューアル。その後は初めてだったかもしれません。結構美味しそうなものも多くまた改めて寄りたいですね。石巻へはまだ日があるうちに到着。「中込さん最近よくお目にかかりますね、いつもありがとうございます!」と言っていただきましたが、今回のような旅も、こうしたご縁、機会があってこそ。理由なく「倉敷〜石巻」とかドライブしませんしね。かえってありがとうございますです。積載車買って思うのは、こんなに「ありがとう」と言われるようになるクルマ、他にはそんなになかったですから。やはりトラック、人のために役に立つんですね。ありがとうと言われる度にこちらも「こちらこそありがとうございます」という気持ちになるものです。
積載車があって本当によかった。そして私も言いたい、積載車に。
「今日もありがとう」と。















