遠出の始まり〜オーテックバージョンのGT性について | 自動車コラムニスト中込健太郎のブログ『込氏のブログ』

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自動車ライターですが、最近はノリで買った積載車が忙しく、レッカー・搬送、搬入搬出、自動車何でも屋みたいになっております。自動車絡みだったりじゃなかったりの日々を綴ります。

昨夜日産自動車がらみの大きなニュースが入ってきましたね。ゴーンさんが会社の資金を不正利用して、報酬額を過少に公表していた問題。以降SNSにもこれがらみの投稿やニュースが多数。「日産のゴーンさん、gone」とか、「クーデターか?」とか「やっちゃった、オッサン」、「ミスタービーンにそっくり!」など面白おかしいものからまじめなものまで、皆さんの関心は高いようですね。
 
まあ、死に体だった日産を一応復活させた手腕、その実績は労ってよいのではないでしょうか。ただ、個人的には、そのあと大幅に整理縮小した、特に国内向け車種の大幅なリストラ。そんな日産の今と、ゴーンさんが手腕を振るう前、バランスシート上でのことを除くとどれほど状況が違うのだろうか、と思うのです。
 
フェアレディZが残ったこと、スカイラインも残っていること。それには安堵を覚えます。けれども、ベーシックなモデルに乗って、昔のコマーシャルではないですが「この瞬間が日産車だね!」とニンマリしたり、頷きたくなるような瞬間は、本当に少なくなりました。あの前のクルマの良かった部分も大幅にコストカットされています。むしろ、残された、走りの日産、そして技術の日産的に去勢されたかのようなクルマたちを見て「逆にここまでして残さなくてはなかったのか・・・」と思うこともありました。
 
だからこそ、オーテックバージョンで登場すると、いろいろエンジニアの腕が鳴っているさまを目の当たりにするわけで、それはそれでもいいのですが。ベースの水準は明らかにトーンダウン、いろんな意味でかつての日産車で感じたことを感じられなくなったのは確かでしょう。昨年あたり、販売台数が減ったとかニュースになっていましたが、するはずのモデルチェンジを先延ばしにして、ニューモデルがなければ、現場の営業力に責任を押し付けても限界はあるというもの。
 
そう考えると、この19年?この間カルロス・ゴーンに払ったお金。それと、あの頃とのクルマの個性、官能評価をしたときに、日産自動車の歩むべき道がこれでよかったのかというところは、中の人たちにはぜひこの際棚卸してもらいたいものです。
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さてさて、ここで書き留めておきたかったのはそのことではなく、今年もAOGが終わりました。個人的にはニスモフェスティバルよりも楽しみにしているほどですが、もう今年も残すところあとわずかですね。寂しいものです。
 
今年も300台以上が集まり、オーナー同士の交流をしていましたね。そして、里帰りミーティングといえばコータローさんさんとつとみんさんの名コンビ、すっかりオーナーにはお馴染みのお二人のトークも久しぶりに復活!これも良かったですね。お二人もセレナライダーのオーナー。だからオーテック大好き、ベースの日産車と「ちょっと違う」ところへの愛情は来場した参加者の皆さんと同じ。だからこそ楽しい時間を盛り上げることができるのでしょうね。
 
私もなんだか写真を見ていたら、セレナライダーで西日本をぐるっと回ってきたときの写真が出てきました。懐かしいですね。行く先々で「湘南ってサザンとかの?」とかよく話しかけられたものです。
 

関門海峡をクルマで渡る。それ自体もとてもセンセーショナルなことでした。(最近はなんだかんだ二月に一回以上は通っていて、新鮮味も薄れ写真も撮らなくなりました・・・こういうことではいかんですね、ほんとは。)

で、こんな思い出に耽ったりしていたのですが、なんだか、つとみんさんもクルマで西日本に旅をされたのだそうです。いろんなことが重なって、人生的にもリフレッシュ、何かの切り替えが必要だったとのこと。(底抜けに明るいつとみんさんも、というかそういう方の方が、精神的にやられやすかったりもするのでしょう・・・)そんなときに、愛車のセレナライダーSで西日本へ。そして思い思いに鉄道を見たりしながら、瀬戸内海をまたにかけてドライブをされたのだそうです。で、なんと、その旅行記をまとめられていました。会場でもパソコンで見せてくださいました。
素敵なことではないですか!!
 
車中泊などしながら、立ち寄った場所、お気に入りの思い出を写真に収め、そんなのも貼りながら、つづられるところには、旅の先々での出会い、ふれあいが記録されています。そして旅の友、愛車セレナライダーSの燃費なども記録してあるのです。
 
セレナライダー、現行ではニスモや、オーテックなどに少しずつその座を委譲しつつありますが、オーテックが手掛けると箱型ワゴンのセレナもふらりと旅情を満喫できる、「おおらかなGT」になるのです。人生の転機、人生の踊り場、人生のⅠページで絶対大切な「旅」。ベース5ナンバーのポピュラーなパッケージが至便なセレナ。これをベースに、長距離を走っても疲れない、そして通った道をステアリングを握ることでなぞるかのように堪能できるシャキッとしたアシを手に入れた、旅グルマなのです。私の時もセレナライダーパフォーマンススペック。微妙な姿勢の違いで前後重量配分も変わっていたのかもしれません、毎日400キロの移動が全く苦になりませんでした。
 
買取の現場にいたときは「なんでこのキラキラグリル&ホイールだけでこんなに値段違うのかしら」と不思議だったものですが、乗って分かったのは、あれはれっきとしたGTなのです。
 
そんなことを、つとみんさんが実際に出かけられて実感された。そのことを僕に教えてくださったことも、実は今年の里帰りミーティングでうれしいことだったのです。
 
これもどこかにちゃんと書き留めておきたいですね。今日のブログはそんな「メモ」の意味合いもあります。セレナが素材としていいところを突いているばかりか、なかなか使い倒すと、クルマ旅を楽しめる一台なのだということ。別途メールでその旅行記を送ってくださったようです。読むのが楽しみですね。
 
コータローさん(左)のクルマはC25後期のハイパフォーマンススペック。アシだけではなくエンジンにも手が入りベースとは異なります。踏み込んだ瞬間のシャープな立ち上がりがうらやましかったと、つとみんさん(右)は教えてくれた。つとみんさんのセレナはC25前期のライダーS、アシが硬められています。こだわりポイントはC26用に販売されたサイドストライプ。違和感なく貼られています。しかしナンバーが(笑)コータローさんは「はいぱふぉ」、つとみんさんは「つとみん」。ミニバンだからこその楽しみ方のできる紛れもないGTなだと、彼らも教えてくれているようですね。
 
 

 

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