第六回オークラ「第九」  何とか終えることができました!! | 自動車コラムニスト中込健太郎のブログ『込氏のブログ』

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自動車ライターですが、最近はノリで買った積載車が忙しく、レッカー・搬送、搬入搬出、自動車何でも屋みたいになっております。自動車絡みだったりじゃなかったりの日々を綴ります。

12月29日、赤坂のサントリーホールで
ホテルオークラ創立50周年記念イベントの締めくくりでもあり、
第六回ホテルオークラ「第九」、何とか終演にこぎつけました。

夏からほぼ毎週水曜日、20回以上の練習を経て着ました。

音楽はやはり魂使っているのでしょうか
どっと疲れてしまって、29日の本番のあと
こてっと落ちてしまい、懇々と寝てしまいました。
ちょっと年越し前にまとめたいと思います。

 アメリカン・エキスプレス  

■やっぱり大事なのは「向き合うこと」

昨年は、仕事納めの翌日に、会社のお向かいで開催された
「5000人の第九」にちょっくら顔を出す感じで、ほぼ練習に参加できない状況での
本番を経験しました。
でも、やはり、この容易ならざる大曲(たいきょく)
ベートーヴェンの交響曲第9番。

『練習したからどうにかなる』ものでもないくらいの難曲でしょう。
しかし、音楽を演奏する、合唱をする、ということを超えて
日本人として、年末に「第九と向き合う」ことそのものに意味があるのではないか
そう思うのです。

そして年末にホテルオークラでの打ち上げ「歓喜の宴」+宿泊も「当然つきますし!!」
ほかならぬ『サントリーホール』で歌える機会・・・
これがかなり大きく背中を押してくれた、素人クラシック愛好家には過分な「機会」
だったと思うのです。関係者の皆様には本当にお礼を申し上げたいです!!

■「すべては響きあうために」・・・卓越した音響空間「サントリーホール大ホール」のパフォーマンスに圧巻!!

サントリーホール自体も今年25周年。
子供の頃からなんどもかよって、それこそ年末の第九コンサートや
オペラガラコンサートなど、なんども通ったこのホールには
聴衆の1人としても実に愛着のあるホールです。
今回実際そこで歌える・・・これは正直最大の参加動機だったかもしれません。


どこで聞いても、『バッチリ』すばらしい音響で楽しめる音響空間。
よく、ストラディバリウス、スタインウェイはそれぞれの楽器における「F1」
というように評されることがあります。
その楽器がパフォーマンスを最大限に引き出してくれる!!
そんなことを愛用演奏者は言ったりします。
ならばサントリーホールは「すべてを響のために設計されたF1」のようなものでしょう。

練習の時、この音域をこの声量で、だと無理ー!!
というような場面でも、すうっと声が飛んでいくのが、素人でもわかるのです!!
ただ、裏腹でして、音が外れていたり、全体に下がり気味な際も
明らかに突きつけてくるのですが・・・

確かに上の写真(リハーサル)のところで歌ってみて
「ここで歌ってみたいから・・・」が声楽家の志望動機であったとしても
なんら不思議ではないのでは、と思うほどでした。
そんな経験ができてとても幸せでした。



■ホテルオークラ⇒サントリーホールは「はとバス」で移動!!

会社の丸の内から乃木坂、時には表参道くらいまで
歩くのはなんでもない私が驚いたのは移動ははとバスだということ。


もちろん高齢の方も参加されているし、団体行動をまとめる。
中で伝達事項も説明できる・・・
効果はあるでしょうが、正直道を隔てて向かいのような距離。
その間をこの非常に『893』という、偶然にもキャッチーな整理番号の
振られたはとバスがしっかり運んでくれます。
(ちなみに、ナンバープレートも希望ナンバー「893」です、当然。)

イオンモールオンライン

■「あのー、われわれ今から第九歌うんで、開けてもらったってもよろしいですか」
アメリカ大使館前のバリケードを開けさせ、ショートカットし、サントリーホールへ

しかし、そのバスの番号以上に
↓この光景がちょっと驚きです。
ホテルーオークラを出発したわれわれを乗せて
アメリカ大使館との間の坂を下ると・・・

なんと!!アメリカ大使館前のバリケードを開放して
ショートカットするではありませんか!!



これは正直強烈でした。
まあこのバスのナンバーとは裏腹に、
笑顔のたえない楽しい(短い)車中でしたが・・・

ベルメゾンネット

■「すべては響くため・・・」(夢のサントリーホールでの演奏)

幼少の頃から、年末にサントリーホールの第九に来るのは
いつでも楽しみなものでした。
オーケストラが指揮者登壇前にチューニングをし、
ソリストと指揮者がステージに登場される間の『間』
このサントリーホールでは、どんなに満席でも
その「間」の静寂の音が聞えるのです。
ヘンな言い方ですが、無音にも、ピンとした
一抹の弛緩もない、そしてよどみないテンションが
かかり続けている。だからこそ、出た音がそのままに
席を切ったように歌手の身を放れ、
卓越した技で引き出された楽器の音色がホールの中で
巧くマイルドに調和し、響きあう。
そんなサントリーホール大ホールが大好きです。
それを知っているので、今回ここで歌えることは
最大の参加動機でした。
しかし同時に、これほど過分なこともない。
それもまた手に取るようにわかっていたことです。
若葉マークのドライバーにレーシングカーのコックピットに座らせて、
どうしてそのパフォーマンスを発揮できましょう。
練習の時にはとてもきつく難しい音を出そうとすると、
ちょっと出すとふわっと自然と解き放たれるようです。
もっとも音程をはずし、音が下がり気味の場合は
しっかりそれを突きつけても来ますが・・・
おおはしゃぎは年配の参加者も同じことのようです。



いよいよ本番。
ご来場のお客様は最初に「フィデリオ序曲」が演奏されました。
確かに軽やかな旋律とその割りにないように重みもある
同じ作曲家の唯一のオペラ序曲。いいプログラムですね。
それを外のモニターで聞きつつ、いよいよ入場です。

第九の合唱は曲の始まりからおよそい時間くらいたって始まります。
それまでの一時間ほどは客席座って待っていたのですが、
今回使用した楽譜は「ベーレンライター社」の、その印章から「クマ版」とか
いわれるのだそうですが、合唱が始まるまでの演奏も、軽やかで、
しかし、ただ走っている(時計の早い演奏)ではなく
若々しく、小気味好い。しかししっかり加重をかけるところは
大事にしてあげる演奏で、全体に疾走感がある演奏、
思わず聴き入ってしまいました。(本名徹二さん、やるじゃない!!www)

一方入り時間のころ楽屋口には


われわれの後の時間に
秋山和慶さん指揮の東京交響楽団の第九公演だったようです。

ニッセン

■もうひとつのお目当て・・『歓喜の宴』
第九は参加するたびに思うのですが
あっという間です!!
今回は終演後、ホテルオークラ東京「平安の間」に場所を移して行われる
打ち上げ的なレセプションもお目当てのひとつです!!

まずはホテルオークラ清原社長のご挨拶・・・
ってこの方も今回一緒にテノールパートで合唱に参加されていましたが。



そして指導してくださった先生方からもお言葉。


ホテルオークラのオールスターメニューといってもいい
すばらしいお料理の数々。




舌を愉しませるだけではありません!!
こんな海老の楽団のオブジェが!!


しかし、28日29日の二泊、
ホテルオークラに宿泊することができましたが
われわれ若輩にとっては、どこまでも寛大で格調高いもてなしに触れ
今どれほど多くの「お客様のため」と称しつつ
「おためごかしなサービスまがい」が横行しているかを痛感させられました。

しかしそれだけに脅威の手際のいいオークラさん。
翌朝平安の間の前を通ったら何事もなかったように
綺麗になっておりました。
なんだか無常感すら感じてしまうものですね。

ただエントランスの年末飾りは着々と。


そんなあれこれすべて
「この国のクリスマスの後、大晦日前」なのですね。


できれば4年後も参加してみたいものですね。

皆様よいお年を!!

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