マカオ トランプ詐欺
このブログに出てくるSは、K1観戦の為にラスベガスに友人といったが最後
ラスベガスの魅力にとりつかれ、寝ても覚めてもラスベガスばかり考えていた奇特な男です。彼の近くで仕事をしていた自分は、知らずに洗脳されて旅行した日記がこのラスベガス日記です。
Sが次に狙いを定めたのは、マカオ。売上高でラスベガスを凌ぐ程になったカジノが目的で、
彼独自で必勝パターンを編み出したらしく、それを現地で試したいらしい。
マカオから戻ってきた彼は若干痩せたように感じられ、聞くと5Kg減ったとのこと。
彼が旅行に行ったのは、6月だが最近ようやく一部始終を聞くことができた。
面白い話だったので、番外編としてアップします。
5月下旬、彼は貧乏旅行に旅立った。
行く先は香港・マカオ。カジノで遊ぶことが目的である。
往復の飛行機代2万4000円。10泊11日の旅行だが、現地のホテルをあらかじめ
1泊だけ予約し、あとは現地で安いホテルを探して泊まる予定にした。
ホテルはあの有名な重慶マンションに一泊だけ予約し
成田空港から香港行の飛行機に乗り、現地の空港に着く。
空港から香港の中心部付近ネーザン通りのチムサーチョイ周辺で降り
予約してある重慶マンションでまずは一泊。
2日目にフェリーに乗り、マカオへ入り、カジノ遊びを始めた。
スロット、ブラックジャック、テーブルゲームほぼ全てのゲームをやる。
一進一退の攻防をしながら、持ち金もさほど減るわけではなく、適度に遊べる。
マカオの中心部にセンナヤ広場という空間がある。
ウィン、マカオにまっしぐらに。
ベンチにいったら、そいつから
そこで、彼はベンチに腰掛け、のんびりと優雅な雰囲気を味わっていた。
ふと若くきれいな女性がベンチに座っているのが見え、向こうも彼の視線に気づき
会釈をしてきた。気さくに、拙い英語で声をかけたところ、日本語で返事が返ってきた。
片言の日本語を話せるらしく、高揚感があった、聞くと日本にいる友人から日本語で書かれた手紙を送られてきたが一部分からない部分があるので、少し困っているとのこと。
彼は、しばらく日本語を話していなかったので、日本語を話せる嬉しさがあり
加えて、この女性はなかなかきれいでかわいい。
カジノだけで少し飽きを感じ始めていたこともあった。
時間ある、看護婦になるから病院になるから。
フィリピンのコーヒー飲む、
長淵、乾杯しってるよ。
カラオケいく。
スニーカーかわいいかわいい。
プーマだよ。
ほんの少し面白そうな感じと“あわよくば”という気持ちがメラメラ湧いてきて
その手紙を置いてきてあるホテルまで、一緒に行くことになった。
150cm
脚色
妊婦、でぶ。
妹は140cm
彼女と話しながらホテルの部屋へ入るとそこには、若くてかわいい女性が一人いた。
結構上の方
彼女の妹らしい。この子は日本語が通じない。状況がつかめず立っていると、若い男が入ってきた。彼女の親戚らしい。
その男も、日本語が話せない。それからは全て英語でのやり取りになった。
ゆっくりとわかり易い英語のため、彼が言っている意味が理解できた。
俺はカジノのディーラーをやっている。勝負は、全てディーラーが自由に決めることができる。俺と組めば、必ず勝てる。これから、マレーシアの金持ちがここにやってくる。
そいつは以前、親戚のディーラーを相手に大儲けをし、つまり親戚は大損をして
復讐したいから俺と組んで打ち負かそう、もちろん儲けた分はお前がもらっていい。
.
大雑把にそういう内容だと理解し、そこで何かがおかしいと気づいた。
話が上手すぎないか。胡散臭さに気付きつつも、かわいい女性二人とその男性が作り上げたその場の雰囲気に呑まれていく。断るタイミングを逃した
すると噂のシンガポール人が入ってきた。
太っていて、確かに金を持っていそうな身なりをしている。
「さあ、ゲームを始めよう」
マレーシア人はそう言い、ディーラーがトランプを用意してゲームは始った。
確かに彼は勝てる。数回やったが全て勝つ。なるほど確かに彼のいった通りだ。
これはひょっとするとひょっとするかもしれないと彼は思う。
マレーシア人はだんだんイラついてきて、
テーブルをバンと叩いた。「俺は忙しい。次で最後だ。」と言い、札束を積み上げた。
「俺たちは仲間だろ」
日本円に換算して100万近い。
用意できなければ、今まで賭けた金全てがパーになると言う。
嵌められた!こいつらは俺を騙すために全員グルになっていたんだ。
俺はネギをしょったカモだ。
フィリピン人は仲間だ、仲間だと言ってきた。
フレンドリー人な感じだった。
そんな金は用意できないことをディーラーに言う。
すると今までにこやかに笑っていた女性から笑みが消えた。
「WHY?」と甲高い怒鳴り声をあげたその表情は、今までの優しい雰囲気は跡形もなくなり目をひんむき、般若のような顔つきで、威嚇された。
「THIS GAME IS NO BIGININNG!!」
テーブルをバンと叩いた
彼は怒鳴って、自分の掛け金をつかみ、犯罪グループとの口論をしながら
逃げるように部屋から出た。
握手
1万を置く
勝、ベットしていく、 いくらかけていく、好きなだけ上乗せできる
感覚に陥った、ラストゲーム、300万くらいかけてきた
負けになったら、300
詐欺
ナイフや銃など凶器を持っていたら、今頃どうなっていたのだろう。
この小さな犯罪グループの後ろに闇の組織があるかもしれない。
麻薬や売春、誘拐して臓器を売りさばいたりするのを生業にしている組織かもしれない。
ここには何でもある。
一獲千金の夢、豪華なホテル、きれいな美女、スリルもサスペンスもある。
普段の日常では味わえない刺激に満ちている。
あらゆる本能が呼び覚まされ、
快楽もある、知的興奮、
完全に安全を保障された日々は退屈だ。
日本へ帰り、ネットで調べて、自分が遭遇したのはトランプ詐欺だと知ったらしい。