無職になるということ。
仕事がなくなるということは、お金が入ってこなくなるというだけじゃない。話をする力、考える力、自信、そういったもの全てが摩滅していく。くだらない人間へなっていく。人の不幸を喜ぶようになっていく。
どうしようもない人間へと落ちていく。
アンダーグラウンドな話ばかりに興味をもっていくようになった。
しゃべることが得意だと思っていたが、しゃべれなくなっていた。
記憶力も弱くなっている。
自信喪失になっていく自分に危機感を覚えて、人にもあまりあいたくなくなっていってたのだが、人と会うことで強引にテンションをあげて
感覚を保っていた。
父母には無職なのは黙っていた。
余計な心配をかけさせたくないからだ。喘息が再発したのも、
緑内障と言われたのも黙っている。