現在お母さんは確か63歳くらい
お母さんが変わった
前より優しくなった
昔通っていた精神科の先生が毒親は歳とるとマシになってくると言っていた
父も同じことを言っていた
お母さんが更年期を迎え、丸くなったと言うのだ
私が肌でそれを実感したのはここ1年くらいだ
私が気持ちを伝えたことにより、お母さんは私を遊びに誘ったりしなくなった
兄はマザコンであるし、姉もマザコンだ
私だけお母さんとうまくいかない
となると、自分がおかしいのだろうかと思う
絶対に違うのだけど。
人間、合う合わないはある
キツいこと言われて気にする人と気にしない人はいる
例えば子供ながらに母にプレゼントを渡したとする
「こんなの欲しくなかった」
「別のこんなのが良かった」
など言われ、缶に封印され
子供はなんと思うだろう？
それをやられても気にするなと家族は言う
私は泣いたし、もうプレゼントなんてあげないと思った
しかし、姉は
「私も言われたよ。合わない人は世の中にいるし。合わないから無理だなあって思うんなら一生関わらないしかないんじゃない？」
と言われた
父は
「そうだね、向こうが変わるよりこちらが変わる方が早いから、こちらが許容する方が早いから」
と言った
みんな、母のために自分を犠牲にした
自分側が擦り寄っている
私には絶対にできない
私は母の被害者であり、母というモンスターをそのまま受け継いだ一番似ている存在なのである
だからお母さんと同じように
お前がこっちに合わせてこいよと思う
私が一番可愛いし、私が一番大切にされるべきである
こうなったのはお母さんのせい
しかしお母さんもそのような考えの人なので上手くいくわけがない
そんなお母さんが
私のすることに対しばあちゃんが怒ったり疑問を呈すると庇ってくれるようになった
幼少期はわざと第三者に対して私のダメなところなどを言った 私が落ち込むのをわかっていたのに
私は思う
いまさら遅いんだよ
丸くなるとか、庇ってくれるとか
人格形成される幼少期にやってくれないと
比較され、暴言を吐かれ、愛が足らない
苦しい
会わなければ嫌な思い出は更新されることが無いのに寂しい
子供が生まれてからかなりお母さんと会う頻度が増えた
辛い
今までは1年に１回だったのに
1ヶ月に何回か会う
子供を育てられないから、育ててくれと言っても育ててくれないし
なら早く子供を手放してお母さんをどん底に突き落としてやりたいと思う
居なくなってから後悔すればいいのに
お母さんは孫を可愛がる
こんなに可愛がれるのにどうして私のことは可愛がれなかったんだろう？
お母さんは言った
赤ちゃんが好き
喋らないから
と。
お母さんは自我を持って、疑問を呈したり、否定されたりするのが嫌なのだろう
私は行ったり来たり
お母さんに近づきたい、お母さんと話したい、頼りたい、お母さんと赤ちゃんと3人で出かけてみたい
お母さんには一生孫を会わせたくない、助けてくれないならそっちの都合いいときにだけ赤ちゃんを見せるなんて嫌だ、孫が居なくなって悲しい顔を見たい
これらのゾーンを行ったり来たりしている
私は昔からブチ切れたり、どん底に落ち込むと衝動的に行動してしまう
例えばリスカや、LINEを全消し、首を吊る、人間関係の削除、相手の親に言いつける、相手の友達に言いふらす
などだ
だから私の紐が切れた時
多分本当に赤ちゃんは失うと思う
自分で施設に行ってさよならしてしまうだろう
今までは紐を簡単に切れたが
今回は一人の人間が相手なのでそうもいかず
私を必死に踏ん張っている
私は心の奥底に
赤ちゃんなんて産むんじゃなかった
という根強いものができた
夫というママは独り占めできないし
お母さんお父さんには赤ちゃんのことで怒られるし
ばあちゃんの介護も赤ちゃんがいるから大変だし
全部全部赤ちゃんを願わなければ良かった
スピッツの
誰も触れない 2人だけの国〜
に夫と2人だけでポーンと行けたらなあと思うことがある
精神的に病んでいる
ただでさえ精神疾患持ちなのに事柄が大きすぎてかなり病んでいる
どうして誰も助けてくれないのか
夫のお母さんも毒親だし
誰も助けてくれない
お母さんは助けてくれないくせにとやかく言う
それ虐待だよ！と言ってくる
あなたが私にしてきた、言ってきた数々も虐待なのだ
被害者は加害者であり、その被害者も加害者になっていく
負の連鎖を作ってしまった
生まれてきたくなかった
根底にこれがある
しぬのは怖いし、怖い思いするなら初めから生まれてきたくなかった
こんな気持ちになるのは先生曰く
お母さんに愛されなかったからなんだって
たった一度の人生
どうして私はこんな人生なのだろう
親ガチャ失敗
これに尽きる
親ガチャなんて存在しないと言う人がいるけれど
ネグレクト、虐待、虐待までいかないにしても毒親から毎日浴びせられる自尊心を傷つけられる言葉
を受けた人間がまともに育つわけないということを知ってほしい
詰みである
孫ができたら毒母と仲良くなれたなんて人がたまにいる
私はなれなかったようだ