シロ君、そうだったんやね。 | ええ歳したおっさんの独り言

シロ君、そうだったんやね。

シロ君の事ね。

もう6歳か7歳になるんやね。


↑タヌキを咥えて帰って来て、おもちゃにしてますよ。

わりと狩が上手な子やね。

今朝、お散歩の時にリードレスのシロは自由気ままに走り回っているんやけど蓮ちゃんから一言「シロちゃん、血尿出てます」と。
年中欠かさずフィラリアの薬を与えているので、ちょっとびっくり。

蓮ちゃんは、柔道する為に高校に入ったんやけど諸事情で中途退学した17歳のまだバイクの免許すら持っていない修行中の少年ね。
初めての就職先がうちと言う事で、ワシの孫に近い年齢なんよね。

蓮ちゃんは特にシロが好きなようで、現場から帰ってくると直ぐにシロを撫で回してる子なんよね。

ワシは子供の頃からワンコを飼っているので、ワンコの血尿の意味は直ぐに理解できるのよね。

蓮ちゃんにシロの状態を説明して、夏は越せないかもしれないからと伝えたら蓮ちゃん泣いた。

腕力はきっとそこら辺の誰よりも強いはずらやし、身体中に消しにくい落書きをして精一杯の虚勢を張ってる蓮ちゃんやけどシロの為に泣いてくれた。

生の有る者は、遅かれ早かれ必ず死を迎える訳で誰も逃れられないのね。
シロには言葉では伝えられないけど、蓮ちゃんには伝えられるのよね。
褒められるような生き方はしてないわけやけど、関わった若い子たちには何か教えてあげる事ができるとええなぁ。

とか思いながら、今年は何回もらいさげに署に行くんやろ。