
AFMET訪問の後、ロスパロスの街に行き市場を見学する。日曜は活況らしいが、訪れたのが水曜日の午後だったため、閑散としていた。店の人々もなんだかうだるげだ。


野菜を売る場所の脇には、商店街がある。電球は1個50セントで購入可能。電池は単二2本で25セント。手の届かない金額では無さそう。どうりで、懐中電灯を持った家庭がチラホラあったわけだ。


東ティモールに来てもっとも驚いたことのひとつが、「卵(写真上)」と「鶏肉(写真下・冷凍品)」がインドネシアからの輸入品、ということだ。村にはあんなにもニワトリが歩きまわっているというのに。自国産業をないがしろにして、輸入に頼り切っているという東ティモールのいびつな構造が、ここからも見てとれる。

"空の"ペットボトルも売り物だった。一本につき10セントから25セントと、結構いい金額だ。ペットボトルは、ガソリンや酒の容器として使われている。