ゴンベ・メモリアル・クラブ(GMC) -7ページ目

ゴンベ・メモリアル・クラブ(GMC)

2005年、アフリカの神秘の森で野生のチンパンジーに出会った。感動をともにする私たちの不思議なきずなを深めながら、まだ見ぬ新たな人とも出会いたい。遙かなる大地へ思いをはせよう。

 このあいだ、新聞でちらりと見かけたのですが、とても不思議な話がありました。


 アメリカの科学誌「サイエンス」に載っていた記事によると、いつもキリンに食べられているケニアのアカシアの木は、キリンが減ると当然、増えるはずなのに、フロリダ大の実験結果では、逆に減ってしまうというのです。


 キリンが減ると、アカシアも枯れる、という不思議な関係のからくりは、実はアカシアの木と共生している4種類のアリがポイント。みつを与えて巣を提供しているアカシアは、それでキリンたち草食動物から食べられにくくしているらしい。


 でも、キリンに食べられなくなることで、4種類のアリ同士の勢力図が変化して、カミキリムシから木を守っていたアリが弱体化。アカシアはどんどん枯れていくのだそうです。


 うーん、複雑。


 わたしなんかは、天敵という関係を単純に考えがちだけど、生き物って、いろんなことが関係し合っているんですね。


 記事は、人間が活動することでキリンが減ると、自然にとんでもない影響、変化をもたらしてしまう、という警告を研究チームが発していると、環境の問題として締めていますが、わたし的には、もっと深遠なものを感じてしまうようなお話でした。


 では。


 

3月19日 水 夜 

Nスペの番組再放送です。


25:00  NHKスペシャル

再放送 「アフリカ・森の政権争い・長老チンパンジー大活躍」

ダーウィンは見たけど、これはみていない。

おきていられたらみます~。

 「ダーウィン」教えてくださって、ありがとう。見逃していたのできっちりHDDに撮ってじっくり見ましたー。


 書き込みを見つけたのは、放送のなんと5分前、ぎりぎりセーフではありましたけど。


 それにしても、カルンデはなぜ、あの若者に味方したのか? ただの気まぐれでしょうか、それとも、かなりいろいろと群れの将来を考えた上でのことか。

 興味は尽きません。


 実はいまある漫画を読んでいて、そこに描かれているのと同じようなことが、現実の野生の世界でも日々繰り広げられているんだなあとある種の感慨を覚えました。


 その漫画とは「カムイ伝」。そう、あの白土三平の最高傑作です。


 仕事で必要があって、「カムイ伝」「カムイ外伝」「カムイ伝第2部」をすべて読破したのですが、人間社会の権力闘争を描くこの漫画のテーマに沿うように、猿たちの権力闘争の日々も克明に描かれています。


 ニホンザルとチンパンジーと種類は違いますが、こうして実際の猿たちの戦いを見ていると、カムイ伝の描写が極めて学術的で、動物行動学にも沿ったものだと分かります。

 この漫画には、カムイと呼ばれる白いオオカミも出てきます。森の中の厳しい戦いが描かれています。


 白土さんは第3部をもうずいぶん長い間構想中です。早く続きが読みたい。


 みなさんもぜひ!