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後藤博亮のBLOG

人と出会って、音を奏でて

チェコに住んで7年。チェコのオーケストラで弾いて5年近く。


日本に帰ると『これはないわー』って思いつつ、心の中でしかツッこめなかった事を、今回は出していこうと思います。18禁炎



ドヴォジャークDvořákのŘ(アールハーチェクと読みます)の発音について〜


ルって巻きながらくるくる濁らせるギザギザ。ジュに限りなく近いルです。


ヴルタヴァ(モルダウ川)の作曲者スメタナの名前、ベドジフBedřich もこれ。チョキ


皆さん、学校の音楽の教科書で『ベドルジハ・スメタナ』とか習ったと思いますが、チェコ人の気持ちになって思いっきり突っ込ませてください。下矢印下矢印下矢印







『ベドルジハって、チェコで言っても100億パーセント通じないーー!!!!メラメラ爆弾ドンッ





はい、失礼いたしました。


ベドジフ、って言った方がチェコでは500億パーセント多めに通じます。(増えた)

でも中学生の皆さんはテストの時だけ教科書通り、ベドルジハって書いてくださいね、、テストの点数は大事です!!!

ちなみに2019年9月現在のWikipediaページもベドルジハになってます。またはベドジフって書いてあるけど、オリジナルがベドジフじゃぁああああい!!!ドンッ




もう一つ。


超メジャーなヴァイオリン教本、『セブシック Ševčík教本』

これに関しても突っ込ませてくれーい!!!

『Ševčíkの読みは、100億パーセント、シェフチークじゃああああい!!』(チェコの山々に向かって叫んでおります)叫びロケットポーン



これはチェコでは『伊藤』並みに多い名字です。


シェフチークさんに、ちょっとヴァイオリンかじってる私がせぶしっくって言ったら100パーセント嫌な顔されます。チーン




セブシックという発音は100億パーセントチェコ国内では使われておりません。真顔


それでもヴァイオリンを一生懸命習っているよいこのみんなーー!!爆笑

先生の前ではセブシックって通してね!ニコニコ


目上の人には突っ込まないほうが良いことが、この世の中にはあるんだよ。グラサン

という、チェコに住んでるおにいさんの忠告でした!!お願い



でも逆の立場で考えたら、もし『後藤』を『こどう』、とか間違えてヨーロッパで言われて、学校で教えられてたらちょっとイヤだなぁって思います。ニコ


それと同じことかなぁ、、
ぶー



長い間ドイツ語で暮らすことを強要されていたので、間違って伝わってることが多いんですね。チェコ人自分の名字を完全に間違った発音で言われて、指示されて嫌だったでしょうね。えーん

『おい、アキゴト!さっさと働け!』グラサン

(ひろあき・ごとうだよ)

みたいなことが自分にもあったなぁ…それは笑い事でしたが。




そろそろチェコ人の尊厳も守っていかないと、ですね。ニコ




ということで、チェコに住む人の心の叫びでした。



ふるさと広島県、福山市で演奏した8年間、色々なことを考えました。


このままやり続けて意味があるのか、そう考えたのはやはりチェコでプロオケに入った頃でした。


生活はここにある、しかし故郷で演奏した時に喜んでくれる人の顔が浮かぶ。

そんな時、夢に出てきたのは亡き故郷の先生。
その先生の言葉のひとつ、『音楽の無限の可能性』を信じて、続けることが出来ました。




そして去年、夢がこの地で叶いました。"この音!目指して16年"を経て、パヴェルフーラ先生との共演です。





先生が福山にいらしてくださった際に、折角の機会なので初めて福山市長に表敬訪問をさせていただきました。
地元で活動する、弦楽オケの代表原田一平氏と。
そして、先生のチェコ語同時通訳をしながら、こんな話を伺いました。

『その昔、栄華を誇った福山城。

1900年代まで非常に大きい城内だった現在の新幹線の駅構内は戦争の惨禍にみまわれ、城下町は焼け落ちました。

そして、住民たちはその傷を癒すかのように、バラを植え始めました。

一本、一本と増え、いまでは100万本の薔薇が市内に咲き誇っています。

ばら公園には、現在で330種類、5500本のばらが咲き誇っているそうです。福山市ばら公園ー市内に花開く、100万本のばらの街



これが福山市がばらのまちと呼ばれる理由です。』





そんな市長は大の音楽好きで、ヴァイオリンを演奏されるそうです。

そして、昨年からクラシックの祭典『ばらのまち福山国際音楽祭』を開催されている話も伺いました。


なんと今年は"N響アワー"(現らららクラシック)の司会をされていた池辺晋一郎さんがプロデューサーを務めるとのこと。




出演者は、ピアニストの頂点を決める、ショパン国際コンクールの審査員も務めるパレチニ氏。






今年、世界最強のヴァイオリニストを決めるチャイコフスキーコンクールで頂点に輝いたセルゲイ・ドガディン氏。


この世界最高クラスの演奏が無料〜1000円〜2500円で聴けるラインナップの音楽祭は、世界的に言っても本当に凄いです。

まさにロックが夏フェスなら、クラシック音楽は『芸術の秋フェス』です。



その音楽祭に、なんと私も!!参加させていただくことになりました。

チェコで『旬』の演奏家を毎年紹介していますが、今回は世界クラスのコントラバスの先生と、今までの活動で知り合ったブルノフィルハーモニー管弦楽団の仲間と、日本全国のフレッシュで腕の立つ演奏家たちに、福山に来ていただきます!




(Facebookページ開設、2日でいいね!100件を超えました👍🏻、ありがとうございます!)


皆さん、音楽って、日常から解き放たれて気持ちが解放される、現代の唯一の手段です。

ばらの街とともに、一緒に癒されましょうよ。

10月10〜13日、地元パワーで最高に盛り上げていきます!

まずは世界的な音響を誇るホール、リーデンローズを満席に。


(昨年の演奏会前の写真。故郷に向けて敬礼。)




チケットはお早めにお買い求めの上、是非お越しください。


ブルノフィルのシーズン・オープニングセレモニーが行われました!


 団員と今シーズンの始まりを告げる祝杯を交わし(もちろんモラヴィアワイン🍾)、首席指揮者と演奏者だけでなく社長、マネージャー、スタッフ、市の皆さんに感謝する日でもあります。


チェコの宴はとにかく、、



長い!!





たとえば結婚式は昼から次の日の朝まで続きます。



今回は職場のパーティといった感じ。



ボチボチ帰るか、、といった時に、音楽に熱く、カルテットや室内オケでも活躍する同僚から呼び止められるポチ来イ(ぽちけい…チェコ語で待っての意犬)。


そこからまさかの3時間音楽ガチ談義が始まったのであった、、



チェコ人と日本人の音楽の感じ方の違いについて。


リハーサルのやり方。


音の出し方。


ディスカッションにお互いに興味深々で、ありのままを話してるうちに、、


周りには誰もいなくなるのであった。



先日は、久々に『我が祖国』の本番。

この曲をチェコ人の中で弾いてると、いろんな想いが溢れ出す、、今までのこと、チェコの自然のこと、、チェコ独自のやり方で、楽しく弾けてきたこと。

4年やってやっとチェコのオーケストラの一員になったな、と思います。


チェコ音楽の意志、これからも継いでいかないとなぁ、、練習、練習。


今シーズンも頑張ろう!来週のオープニングコンサートはブラームスの一番と久石譲。

その後ドイツ・エッセンのオーケストラの首席指揮者とのツアーです♪


全シーズンプログラムはこちらから見られます→https://filharmonie-brno.cz/