「『おにぎり』でも『おむすび』でも呼び方はどちらでもよいのよ。」
と、講師の牧田成子さんはおっしゃいました。
佐藤初女(はつめ)さんのおむすびの話をする時
「おにぎり」ではなく「おむすび」にこだわる方が多い。
「『握る』んじゃなくて『結ぶ』の。だから『お結び』なんだ」って。
だから 「呼び方はどちらでもよいのよ」 と言われたときにはビックリしちゃいました。
牧田先生のお手元写真
木のまな板の上に適量のごはんが置かれていく。
梅干しを真ん中に入れて、形作っていく。
ほかのお料理はレシピがあるけども
おむすびだけはレシピをおこさない
かつてレシピを作って教えていたことがあったそうですが
初女さんが「おむすびはレシピにせず直接教えましょう」と言われたそうです。
おむすびへの気持ちが伝わるエピソード。
講習会へ「学びに」来たら、ちょっと拍子抜けしてしまいましたが
こうして思い出すと、大切なコトが行間?言葉?に含まれていました。
四角い海苔を2枚使って包むと
手にご飯がくっつかないんですねー
おむすびと一緒にお味噌汁もいただきました。
このお味噌汁、牧田先生が作ってきてくださった味噌玉なんです。
なんだか私、味噌玉にいいイメージがなくて。。
無理から家の味噌を持ち出してる感があって、そこまでしなくても、、と思ってました。
が、この味噌玉を見たら、あら可愛い☆これステキ!と思いました。
具材のお麩やあられが味噌玉に貼り付けられてた。
見た目かわいくて、華があって、よいなぁ、、と。
講習会当日は「え?教えてくれるのこれだけ??」って
正直、ちょっと思ってました。
でも、今、こうして振り返ってみると
あぁ、ええコト聞いた。
と、思えてます。