長女からパブコメをお願いされて機会にしたこと。物事を動かしたいなら… | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

「パブコメを書いてほしい」

いつも言葉が少ない長女には
"概要をかいつまんで説明する"機能がついていない。

なんの、ときくと
Xでリポストした、という返事。
どうやらこれのことでした。
 

 

長女は普段ほとんどしゃべらずにわたしへの主張も最低限なので
たまのお願いがあったらよほどでない限り聞いてあげる、
のだが。

「おかあは自分のジャンルでも
パブコメはしないことにしている」

最初は「なんで!」と気色ばんだ長女。

「ネットで二項対立になるような場面で
何か意見を言うときには
とても言葉に気をつけないと意図通りに伝わらずに
揚げ足を取られたり下手したら結果的に
思ってることと逆の陣営に加担することにもなりかねない。

自分の専門領域ですらそうなんだから、
よく知らないことに何か言う方がリスク」

ここでわたし自身の最近の事例として
やはりXで知らない人にお願いされた案件の
メッセージを見せる。

心理の人たちも内部でいろいろ争っているので
ときどきそういう熱いのがくるのだった。
受信簿には、
応援はするけどどっちかに味方することは控えます、
と丁寧に理由までつけてお返事したのに
「なんでですか!」と引き下がらない相手に対して
そこで止めているやりとりがある。

長女がしっかり読んで、
少し考える様子だったので続ける。

「そもそも、ネットで二項対立でケンカする構造自体が
ダメだと思ってるんだよ。
大きい物事ほどいろんな面から議論すべきなんだから
どっちかに肩入れするのはよくない。

あなたはどうなったらいいと思うの?」

長女の希望は、
上のポス主さんが意見をまとめて署名を集めようとしている内容と
ほぼ同じでした。

つまり、いろんな面から専門家が議論して
みんなのためになることを考えて決めるっていうこと。

それは完全にアグリーなので署名することで合意したよ。


わたしにとっては
長女に「物事を動かしたいならケンカしている場合ではない」
ということを教える機会になったらうれしいできごと。


絵を描く皆さま、
絵を描く人を応援する皆さま、
ぜひポス主さんのわかりやすい解説マンガを読んでご署名を。

解説マンガ

 

署名サイト

 


先週末、一校目の二次試験のために出発する間際の長女近影。