100の質問、15の捕捉です。
Q.心理教育の部分をもそっと詳しく・・・
ほんとの変化って、
(はやりの言葉だとぱっかーん! みたいなのだけどそんなん誰にでもすぐ起こるようなものではないですね)
本人がとても腑に落ちる、という経験でなされるものじゃないですか。
それは、ポジティブ説得だと起こらないんですよね。
長年の経験で強化された固い固い思い込みみたいのがあって、蓋をしているわけです。
本人も変わりたいって、本気で思ってることもあるんだけど、
どこに蓋があるのかわかってなかったりとか、
やっぱり痛くて無意識にそこを避けちゃうとか、
そこをサポートしようとする援助者を信頼しきれなかったり、
転移が起こったりとかもして、
なかなかガツっとした変化が起こらなかったりもする。
そこで心理教育、のような、種をちょっと蒔いておいたりは、
時間がかかることもあるけど、
いつか芽が出たりもする。
何を持って心理教育とするかはやはり、各論があるかと思うけどね。
やっぱ人間の変化をすごく知っていて発せられる言葉と、
援助者自身の思い込みから出る言葉はちょっと違うのね。
それって、心理教育じゃなくて結局ポジティブ説得じゃん。みたいなね。
ここ、境目が曖昧なんだなあ。
相談の仕事を何年やってても、
人間の真理に何回ふれたと思っても、
まだ、「うわポジティブ説得みたいなこと言っちゃったよハズカシ!」
って後から思うことはあります。
対面だと、すごく集中して濃密な空気がつくれて、
クライアントとぴったりかみ合って出る言葉はわりと届くんだけど、
さいきんチャレンジしてるオンライン、
ビデオチャットとか、文字のみのメールカウンセリングだと、
空気はちょっと違うから、
別の工夫がいるんですよね。きっとね。
えーとだから、安易に説得するな、ってことです。
心理教育のつもりだとしても、
今めっちゃかみ合ってる!という時だけにしましょ。
