最近オープンなクラスで質問をもらったので、
久々に100の質問を更新しまーす。
Q.やってもやっても変化がないクライアントはどうしますか?
カウンセリングで変化するには本人の主体性なり意欲なりが少しは必要ですが、
産業現場でもたぶん医療や福祉でも、
そもそもそれを持たずに、
ずーっと受け身のままでそこに座ってるクライアントとかもざらにいてですね、
わたしも昔はとってもドライに、
「まだ変化の準備が整ってないんですねー」ってわりきっていました。
今も、無理になんとかしようとはつゆほども思っていないんですが、
最近は多少こちらにも幅ができまして、
「いつか芽が出るかもしれないというつもりで種を蒔く」ことはしています。
ちょっとだけ心に残りそうな言葉を残す、というのもそうです。
心理教育的なことです。これはまた今度。
あとね、自己否定してきた期間が長くて、
ネガティブが強固なアイデンティティになってる人っていますよね。
本人も自覚があるんです。
自己否定のクセが、ことあるごとに顔を出して、
痛いし疲れるしもう辞めたいんだけど、
いろいろ勉強していたりもするんだけど、
なかなかそこから出られない。
そういうとき、カウンセラーとしてみたら、
ほんとにやってもやっても、、、という気分になるのかもしれないなあと思います。
何をやろうとしてるのかはよくよくきいてみたいけどね。
親切のつもりで、コンプリメントとかリフレーミングとか ばっかりを
「やってもやっても」という状況なら、
それはやっぱ徒労に終わるかも。お互いに。
コンプリメントもリフレーミングも、
他人からかけられる言葉だったら、
なんか要するにポジティブ説得みたいなことになっちゃうもんね。
本当のクライアント目線での問題の理解、
自分の何が受容できないのか、の理解が曖昧なままだと、
コンプリメントとかリフレーミングはやはり、うまいこと働かないです。
クライアント本人だって、
まだまだ言語化しきれない、からまったいろいろがあって、
出しきれていないんですよ。
毒を出しきってない。そしたら、ポジティブが入る余白がぜんぜん生まれない。
でもね、毒の出し方にはコツがあって、
舵取りしないでしゃべってるのをきいてるだけだと、
それはなされないの。
だから、カウンセラーは大事なところに向かって焦点化していく技術とか、
クライアント目線での問題を見立てる技術が必要。
あともう1つ、
カウンセラーの在り方が最近、大事だなあと思ってるんだけど、
長くなったので続く。
