思考と感情の区別 | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

産業カウンセラーの試験が1月なので、
駆け込みで実技対策のお申し込みをいただく。
今日も朝からスカイプでの傾聴トレーニングからスタート。

だいたい1回目の指導で、やるべきことははっきりする。
わかったところで、思うようにはできないけど、目指すものがわかるのは大事。
試験時間はほんの10分、もしかしてライブは8分くらいなので

その中で、最大に「人の話を本題に向かってフォーカスしながら聴く」ことが求められる。

本題、それは不一致とそこから生じている感情のことです。

 

産業カウンセラーって、多くが仕事している人が受ける資格なので、

ビジネス思考寄りの受講生がとっても多いです。

思考と感情を混同していて、

気持ちを聴かなきゃ、と思うと

「どう思っていますか?」と質問しちゃう。
 

思う、は思考です。

そこには意思がある。

 

それも全く重要ではない、とは言わないけど

(だいたい思考と感情が不一致だから)

本題への入り口は感情なんです、いつもね。

 

カウンセラーの勉強をしている方のほうが、

「自分の感情を感じないようにしてきたので、、

人の気持ちもわかりません」

というスタートであることはデフォルトです。

 

さー、長旅が始まるよ!

 

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