バックキャスティング 1 | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

キャリアカウンセリングは、転職や進路相談などの入り口から始まることもありますが、たとえば職場適応などの問題から発展して、将来の展望を描くところに至るケースもあります。
図1のように、一人の人の中に過去・現在・未来はつながっているので、考え方として大別することでわかりやすくはなるのですが、実際の相談の中では切り離して扱うことは非効率でもあり、不自然なことと私は思っています。


心晴れ晴れ☆未来予想's-10-1



就職や現在の職場適応といった、どちらかというと目先のことは、それはそれで大事ですが、視点としてはもっと先の将来を見つめて、「どのように生きたいか」「そのために今何を選択すべきか」を考えることが重要です。
実際には、今直面している問題が大きければ、対処療法的にそこを解決します。そして現在がひとまずOKとなったとき、ではどの方向に進みましょうか、というテーマに必ず進みます。
また、現在の問題の解決の途中で、どうしたらいいか自分でわからないという気持ちになる場合もあります。
そういうときも、今のことより、先のことをまず考えることを勧めます。
キャリアカウンセリングの考え方は、バックキャスティングモデルなのです。

心晴れ晴れ☆未来予想's-10-3-1


今を見つめて、今できることを積み重ねて試行錯誤するのがフォアキャスティング、あるべき姿・なりたい自分を先に描いて、そこに向かって計画をたて足りないものを補っていくのがバックキャスティングです。
フォアキャスティングで、寄り道や進路変更をその都度楽しむ人生も悪くありませんが、「なりたい自分」「自分にとっての本質的な幸福」を意識しなければ、なかなか納得のいくところにたどり着けないということも起こりえます。

このことから、目標達成のための時間管理術や、手帖活用法などが人気になっているのだと思います。
手帳には、今年の目標(=短期目標)を書く方が多いでしょうから、次回はもう少し先のご自身について、ライフロールの視点でビジョンを描いていただくワークをご紹介しましょう。


つづきます。