自己理解と他者理解の方法の一つとして、エゴグラムを紹介しましょう。
人間の心には3つの「自我状態」があります。
状況によって、どれかが主人公となって、自分の反応として出てきます。これらの3つが「親の自我状態」、「大人の自我状態」、「子の自我状態」といわれます。
あなたが、今、何歳だとしても、あなたの心には親としての自我があり、子どものような自我もあり、大人のような自我もあるのです。どんな状況下でどれが出てくるかで、表面に見える性格や行動が決まってきます。
たとえば70歳になっても、無類のゴルフ好きの人をイメージしてみましょう。ゴルフとなると子どものようにはしゃいだりします。ところが家に帰ると、こうしなければいけないとか、それは常識だろうというように権威を振りかざします。
このように、一人の人の中に、親と子どもの両方の自我状態が存在するのです。
つづきます。
