カウンセラーのレベル | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

年末に行った東急オアシスさんとのマインドメイク講座。
次回の開催に向けてブレストの機会をいただいてます。

EAP事業でもよく議論になるテーマですが、
企業が求めるカウンセラーのレベルと単価の決め方の話が出ました。

私の考えでは、産業カウンセラーにしろ、協会や学会認定にしろ、最初の資格を取っただけでは、
基礎を一通りさらってトレーニング受けましたという初級レベルです。
何はともあれ傾聴はできる、という段階です。
もちろん、基礎トレもやってないよりははるかに人の話がちゃんときけるので、その評価はされるべきです。

現場では、初級資格では仕事させられない、という見方もまだまだ大半を占めています。
メンタルサポートの仕事は、不測の事態を抜きには語れないから。
健康も病気も白か黒かじゃなくグレイのグラデーションだし、ほんとに人って多様ですしね。

でも、そのままだといつまでも仕事できる人が限定されちゃうし、
何よりカウンセリングが敷居の高いものっていう位置付けのままで、
気軽に利用できるものになっていかない。

そこで、今年はカウンセラーの仕事レベルを3段階で考える試みを考えてます。

健康な人に傾聴による気分や意欲の向上をサービスする、そこからカウンセリングの認知をあげて普及させる、というやり方もあっていい。

カウンセリングにも、目標設定の前にガス抜きの段階があるんです。
自分の頭や心にあるもやもやを、プロにじっくり聴いてもらうと、本当に驚くほどすっきりする。

名付けてトークデトックス。
これなら、初級レベルでもできるし、初級のカウンセラーを使うことで単価も下げられる。
より専門的な援助が必要な人をスクリーニングもできる。

次がいわゆる一般のカウンセリングのレベルです。
目標設定以降の援助もできて、ある程度のケースには落ち着いて対応できる。
産業保健の知識や経験が必ずしもさほど多くなかったとしても、自分の領域を越える部分は速やかにリファーでき、またリファー先や関連部門と率先して連携することができれば、専門職といって恥ずかしくないですね。

この上に、さらにスーパーバイズしたり、人事の人に研修したりというレベルがきて、一応実務に対応できるチームは可能になると思います。

あとは、顧客ターゲティングでサービスの質がいろいろになるはずなので(ビジネスパーソン向け、ママ向け、など)、それに合わせて社会人経験などを加味してレベル設定すればいいかと思います。