能登半島地震の被災者の皆様、各地の災害被害者の皆様に
心からお見舞い申し上げます。
今朝の地元新聞に、東京都知事選にからんで、税金の無駄遣い
と言われている都庁のプロジェクションマッピングの現場で
都民の方達に原発についてインタビューした記事がありました。
東京の電気がどこで作られているのかをご存じない方が多い
ということ…小池百合子都知事が柏崎刈羽(かりわ)原発を
かしわざきかりはとおっしゃっている映像を見た時もゾッと
しましたが、今回も大きなショックでした。
今回の震災被害で、珠洲市の皆様が原発建設を止められた事は、
本当にご立派だったと思いました。
また、教育学者・上間陽子さんが、沖縄慰霊の日に寄せて、
ご自身の火傷の経験から、原爆や戦災等の被害者の痛み苦しみに、
他人ごとでなく、自らの事と同様に想いをはせ、考える事を
訴えられていました。
政府・行政は、国民の困難に対して真心で救済を考え、必要な
支援を早急に為す事を強く願います。
前回の予告では、音を繋ぐ時のやり方をご紹介する予定
でしたが、何かの曲を弾いていただいた方がレガート奏と
音の出し方の実践になると思われますので、
<少ない音数で伴奏シリーズ 第2段>にしました。
少ない音数でも素敵に、の前提として、響きのある音を出す
ということが大切なポイントなります。
ドスドス弾くと、何を弾いても同じ音色で、ぶっきらぼうで
幼稚な感じになってしまいます。
鍵盤の押し方について、ドーンと底まで一気に下げてしまうと
音が固くなってしまうので、下に着いた途端に持ち上げるように
してください、とお伝えしましたが、そのやり方について、
こちらの方が判り易いかも?な言葉表現に気が付きました。
それは、つま先立ち です。
鍵盤を押して底まで着いた途端に、指をつま先立ちしてみて
ください。 音がうぅお~んという感じで伸びあがるのを
聴くことが出来ると思います。
音を繋ぐ時のポイントは次回お伝えしますが、とりあえず、
レガート奏はその連続と思っていただけばよろしいかと…。
さて、<普段着のピアノ>自由に弾く伴奏なら 音数が少なくても…
の回で、<思い出のアルバム>の超簡単な一音だけの伴奏をご紹介
しました。(ど・ふぁ・そ のみ使用)
今回はまた同じ形で、簡易な童謡唱歌で省エネ&易しい実例
としまして、
右手…メロディー
左手…ハモリの音(一音)
左手はベースの役割を単音で弾きます。
①は超簡単です。
③は音数は少し多目ですが、順番に下がっていく形です.
②と④は和音を使う例です。
コードにつきましえは、私の感覚でのチョイスですので、正式な
和声理論などでみていただくと「それは違うでしょ」のお叱りを
受けるかもということ、悪しからず、ご了承ください。
では、この季節はやはりこの歌、ということで
<たなばた>
ヘ長調 ファソラ♭シドレミファ の階段
基本の三和音は
F(ファラド) B♭(♭シレファ) C(ドミソ)
※CはC7(ドミソ♭シ) となる場合がありますが
今回は簡単ヴァージョンC(ドミソ) です。
①とっても少ない音数
さ~さ~の~は~|さ~らさら~~~|
ド~ド~ファ~ソ~|ラ~ラララ~~~|
ファ |ファ |
の~き~ば~に~|ゆ~れ~る~~~|
ラ~ド~ド~ラ~|ファ~ラ~ソ~~~|
ファ |ファ ミ |
お~ほしさ~ま~|き~らきら~~~|
ラ~ララド~ラ~|ソ~ファファレ~~~|
ファ |♭シ |
き~ん~ぎ~ん~|す~な~ご~~~||
ファ~レ~ド~ファ~|ソ~ラ~ファ~~~||
♭シ ラ |ド ファ ||
②重音(二個の音)で
F(ファラ) B♭(ファ♭シ) C(ミソ)
ド~ド~ファ~ソ~|ラ~ラララ~~~|
ラ~ド~ド~ラ~|ファ~ラ~ソ~~~|
ラ~ララド~ラ~|ソ~ファファレ~~~|
ファ~レ~ド~ファ~|ソ~ラ~ファ~~~||
※和音(三顧の音)で弾く場合は
F(ドファラ) B♭(レファ♭シ) C(ドミソ)
③少し多目の音数 (順番に下がる形)
ド~ド~ファ~ソ~|ラ~ラララ~~~|
ファ ミ |レ ド |
ラ~ド~ド~ラ~|ファ~ラ~ソ~~~|
♭シ ラ |ソ ド |
ラ~ララド~ラ~|ソ~ファファレ~~~|
ファ ♭ミ |レ シ |
ファ~レ~ド~ファ~|ソ~ラ~ファ~~~||
♭シ ラ |♭シ ラ ||
④コード(和音)のご紹介
※③の最低音が順番に下がる形の和音
ド~ド~ファ~ソ~|ラ~ラララ~~~|
F Am |Dm F |
ラ~ド~ド~ラ~|ファ~ラ~ソ~~~|
B♭ Dm |G7 C |
ラ~ララド~ラ~|ソ~ファファレ~~~|
F F7 |B♭ Ddim |
ファ~レ~ド~ファ~|ソ~ラ~ファ~~~||
B♭ F |C7 F ||
ペダルを踏んで、ゆった~りと揺れるような感じで
弾いていただくと、いい感じになります。
ぜひ、お試しください。
では、また。