能登半島地震の被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

各地で地震が頻発していて、日本全国、いつどこで災害が

起こるかもしれず、本当に心配になってしまいます。

ネットSNSをみていますと、能登の皆様のご苦難に対し、

いつまで経っても必要な支援がなされていないという情報が

溢れているのに、テレビではさも復興が進んでいるかのような

放送も多く、公共の報道というものの信憑性にも疑問を感じて

しまいます。

どうか、政権を担っている方々が、人として心ある対応を

してくれますようにと祈るばかりです。

 

前回は、順番の音を使った例でした。

今回は離れた音、ジャンプする動きの音について、です。

順番の音は<順次進行>、ジャンプは<跳躍進行>です。

ジャンプするといいましても、やみくもに動くと変な音に

なってしまいます。

そこで、自然な流れになるのが<和音>を使った音です。

ということで、<和音>について、のご説明です。

<和音>とは、もともとの英語ではChordコードと言われ、

三つ以上の音を積み重ねて作られた音のかたまりのことです。

明治時代に西洋文化を取り入れた時に”輸入”されたと思いますが

「和」という漢字は「なかよし」という意味がありますので、

この言葉を日本語に訳した昔の人は、なかなかいい言葉を

考えてくれたものだと感心しちゃいますね。

 

西洋音楽で考えられた<和音>は、基本的に一番下の音から

上に1個抜かしで2個以上の音を積み重ねて作ります。

 (3個の音=三和音、4個の音=四和音が基本です)

一番下の音=主音(キャプテンのようなものですね)に

下から数えて3番目の音と5番目の音を足します。

例えば主音がなら 

ファソ   です。

この音は、有名な曲にも使われています。

※今回も実音音名でなく、階名での音です。

♪あ~る~こう~~~|あ~る~こう~~

 ミ~ソ~ド~~~~ソ~ラ~ソ~~~

わた~しは~げ~ん|き~~~ は

 ミ~ド~シ~ラ|ソ~~~ ですし、

<クレヨンしんちゃん>の映画の主題歌

SEKAI NO OWARI<RPG>

そらは|あ~~おく~~すみ|わた~り~ 

 ドファソ|ラ~~ララ~~ソファ|ミ~ド~ 

♪うみを|め~~ざしてある~|~く~~

 ド|ラ~~ララシドラ~|~ラソ~ です。

元気な感じが出てますよね。

 

ドレミファソラシドの白い鍵盤だけを使うと

同じように他の音でも作れますが、3個一緒に弾くと

〇明るい響き(メジャー和音)

 ドファ  ファ 

〇もの悲しい響き(マイナー和音)

 ファラ  ファ 

〇ちょっと不安な響き(減和音)

 シファ

の3種類の響きの和音ができます。

次回は、これらを使った作曲ごっこの例をご紹介したい

と思います

では、また。

 

<おまけクイズ第9回> の答え

♪アメイジング・グレイス でした。

3と|1と2と3と|1と2と3と|

ソド|ド~~~ミレド|ミ~~~ミレ|

  |ド~~~ラ~|ソ~~~

ソド|ド~~~ミレド|ミ~~~レミ|

  |ソ~~~~~|~~~~

ミソ|ソ~~~ミレド|ミ~~~ミレ|

  |ド~~~ラソ|ソ~~~

ソド|ド~~~ミレド|ミ~~~レ~|

  |ド~~~~~|~~~~||