能登半島地震の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

3月になったというのに悪天候で、降雪積雪でまたお難儀されて

いるのではと案じております。

裏金問題の強欲な政治家による、被災者に真に寄り添う心ある内容

とは思えない内容の予算案が国会の拙速な運営で決議され、憤りを

感じずにはおられません。

今後、きちんと復興に向けての政治行政が行われますように

祈るばかりです。

 

皆さんにご紹介したい心のこもった素敵な歌…。

今回は、<いつでも君は> です。

米山正夫さん作詞、星野哲郎さん作曲、水前寺清子さんの歌で

テレビドラマ『いつでも君は すれちがい特急夫婦』の主題歌と

作られたそうです。

ネットの情報によりますと、内容は、国鉄の特急さくらの食堂車を舞台に

した青春歌謡ドラマで、出演者の寺田農さんと高橋紀子さんが共演が縁で

ご結婚されたと、まさにまんま青春ドラマ?

そして、その主題歌を歌った水前寺清子さんはデビュー後の最初の

出演作で、なんとギターを背に黒猫を抱いて登場したと…。

観てみたい…。

水前寺清子さんは、歌手活動だけでなく、明るく爽やかなイメージで

ドラマにも数多く主演され<ありがとう>というシリーズでは民放の

ドラマ視聴率最高の56%を出したそうです。

現在は出身地熊本で老人ケアハウスを運営されながら芸能活動も続けて

いらしゃいます。(ももクロ紅白にも出演!) すごいですね。

 

水前寺清子さんといえば、<三百六十五歩のマーチ>が有名ですが、

<いつでも君は>も、人生の応援歌という感じです。

この曲も、前回の坂本九さんの<ともだち>と同じように

メロディーは短調ですが、リズムは軽快(これもジェンカ風)です。

♪心と心の細道に あなたの小さな親切が 

と始まり ろうそくの灯に例えて

♪一本が十本に     十本が百本に 百本が千本に ふえていく

と歌われます。

2番は 

♪涙はみんなで分け合って 小さくしようよ お互いに

3番は 

♪うれしいときには よろこびを みんなに廻して ふやそうよ

と始まり、みんなで助け合って生きていこう、という温かさを

感じられる名曲と思います。

昭和の時代の歌には、敗戦から立ち上がり、国民のほとんどが

貧しいけれど、なんとかこれからを生きていこうというような

希望の灯を感じられる曲が数多くあったような気がします。

 

復興応援の歌もあと幾つか、ご紹介したいと思います。

では、また。