能登半島地震の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

これから荒天となる予報ですが、皆様ご無事ですように、

そして、それぞれのご避難先でのご苦難が緩和され、

公けの支援により、皆様の衣食住の環境が憲法で定められ

護られている健全な暮らしとなりますよう、

一日も早く普通の日常が取り戻される日が訪れますよう

お祈りいたします。

 

 

今回から少し、生徒さんのお家での練習へのご家族の

サポートにつきまして、過去の残念な実例などを基に

お願いしたいことをお伝えさせていただきます。

①期待し過ぎないでくださいね。

②見守りと励ましをお願いします。

③比べないでくださいね。

④教え過ぎないでくださいね。

⑤軽いリクエストをお願いします。

 

今回は、①期待し過ぎないでくださいね。です。

<レッスンについて>や<練習について>でも

お伝えしてきましたが、楽器のおけいこというのは

レッスンに通っているだけでは曲を完成させることが

出来ません。

書道なども、通常はお稽古に行ったその場で練習して

作品を仕上げたりしますが、作品展に出すという時は、

完成するまで、毎回同じ文字を練習しますよね。

でも、余程熱心でなければ、お家で自主練習って

そんなにやらなかったりしませんか?

 

でも、ピアノの場合は、週に一度のレッスンでの時間よりも、

お家での毎日の自主練習に、はるかに多くの時間・量を

費やさなければなりません。

 

過去にピアノを習ったことのある保護者の皆様はご存知と

思いますが、お家でのピアノの練習って面倒くさいですよね~。

楽譜から音とリズムと指使いと強弱などを読み取り実際に

音を出していきます。

新しい曲に入る時は、レッスン時に音を読んでもらったり

使う和音を練習したり曲の形を説明したりして、事前に

その曲についての知識を入れてもらいます.

でも、教則本の曲は、生徒の皆さんが普段接している

TVやネットで流れる曲と違って、聞いたことのない

ほぼほぼ未知の曲ですから、よくよく楽譜を調べなければ、

形には出来ません。

(そんな練習が苦でもないっていう方は、ある種の才能では

ないかと思いますし、尊敬しちゃいます。)

そんなに簡単に出来ちゃうわけがないのです。

簡単に出来るなら、わざわざ教則本でお勉強する必要が

ありませんしね。

ですので、すぐに成果が出なくても、どうぞ長い目でみて

いただけますよう、お願いいたします。

では、また。